2008年5つ星ホテルで起きたテロ事件を基にした映画。2時間、生きている心地がしなかった…次々と奪われていく命に言葉が出ない。
料理長の「guest is god (お客様は神様です)」には驚いた。絶望的な状況で、"自分以外"の赤の他人を守るために行動できる人間の強さには敬意を払いたい。
もしかすると自分だって海外旅行中にテロ事件巻き込まれる可能性だってなきにしもあらず。「どういう選択をして、行動をすれば生き残れるか」ということも考えている自分がいた。怖い。
もし本当にテロに直面して同じような状況だったら、いつやってくるか分からない警察を待ち続けるのか、裏口ルートを探して逃げるのか…なんてことをずっと頭の中で考えてた。死んだふりしているのが安全なのか、部屋で閉じこもってるのか、キョロキョロ見渡し出口を探すのか…。