原郷から幻境へそして現況は
2021年7月17日から10月17日まで東京現代美術館で横尾忠則展が開催されていて、
500点以上の横尾さんの作品を見てきました。
清澄白河駅か10分ほど歩くと東京現代美術館があります。
新しい建物で中も広く、現代的な空間です。
見応えあってインスピレーションが湧いてくる絵画が600点以上飾られてた。
(唯一写真OKだったロビーでのインスタレーション👄)
写真はNGなんですが、展示会の中で
絵葉書を吊るした「滝のインスピレーション」エリアがあり、
ここは空間一面が鏡で包まれていて、頭ふらふらする感覚がなかなかの体験ものだった。
ゆっくりじっくり見るなら半日この空間に入れるんじゃないかと思うほどの作品の数。
どこか懐かしさを感じさせる
「Y路地」シリーズが個人的にはとても好きです。
横尾さんが「Y字路」を描き始めたのは、子供の頃通った模型店が壊された跡地の写真を見て、個人のノスタルジーを超えた「普遍性」を感じたのがきっかけだったのだとか。
眺めていて、地元を思い出すような感覚に陥りました。
普段美術館なんて行かないし、アートな人ではないんだけど、
この展覧会はなかなかの実物で退屈しないです。
絵を見ているといろんな妄想空想が広がって、、メモリ足りなくて一度だけでは全部目に焼き付けられない。東京現代美術館での個展は終了しましたが、名古屋で秋から、来年大分で開催があるようです。