徒然日記

ふと感じた四季折々のこと、本のこと、街のこと

【映画】こんな夜更けにバナナかよ 実話なだけに感動。鹿野さんの生き方がかっこいい。

2018年の映画締めは、大泉洋さん主演の『こんな夜更けにバナナかよ』。これ実話だったんですね。介護なしでは生きられない筋ジストロフィーという病気にもかかわらず、鹿野さんは病院や施設ではなく、自立して生きることを諦めない覚悟に涙がうるっと。大泉洋さん、どの役をしても笑ってしまうのは私だけでしょうか…。 自分勝手言いたい放題の筋ジストロフィーの鹿野さんを演じた大泉さん最高だった。障害者が人の手を借りることは恥ずかしいことではない!と鹿野さんがきっぱり言っていて、かっこよかった。体は不自由だけど、健在者と同じで心は自由だから、わがままもありだなって思った。

障害者とボランティアは"対等"であって、お互いに信頼してるからこそ、鹿野さんとボランティアの良い関係で生活できていたんだろうな。

明るくて前向きで、アメリカに行くために英検二級取るために必死で勉強している鹿野さん、ほんと素敵。彼の本気で正直な言葉1つ1つが胸に刺さる。

自分勝手な鹿野さんの周りにはボランティアで集まってくるのは、彼の愛おしいキャラクターと正直な性格だからでしょうね。

障害者に対して、親切をしてあげる、ではなくて、人として対等な関係を築くことができたら、みなが生きやすい社会になるんだろうと思った。