徒然日記

日常の些細なことを共有。気が向いた綴ります。心に残る映画のことを積極的に紹介。

【映画】ベロニカとの記憶

とてもとても優しい映画だった。
おじいさんの回想ノスタルジー映画。

60を過ぎて1人で暮らす主人公トニーの元に一通の手紙が届いて、トニー宛に遺した日記があると。その手紙を送ってきたのは、大学時代に付き合っていた彼女、ベロニカの母親だった。
ベロニカと過ごした時間を思い出す回想物語。

年を取っても青春時代の記憶っていうのは思い出すものなんだなあ〜と。
色、香り、音、温もりなど、学生時代トニーが感じたことがら伝わってくる。

印象に残っている人物の記憶は歳を取っても、”都合のいいように”残っているんじゃないかな。
ストーカーまで行くのはダメだなって思うけど、過去の謎を知る欲求が出たら誰しも、後を追う行為をしてしまいそう。

いくつ歳をとっても、人の気持ちを考えて行動したいものです。

小学校の記憶なんていっ15年前とかになって覚えていることは多々あるけど、ふわりとしているところは、トニーのように美しく書き換えられてる気がする。


ロンドンの街並みが綺麗。地下鉄シーンもあって懐かしい気持ちになる。

また、ロンドンの空気の匂いがしたよ。

 

【映画】スリー・ビルボード

予想できない衝撃なことの連続に感想が述べにくい。
アメリカの人種を上手く入れ、脚本賞、観客賞、作品賞、、、と多くの賞を獲る理由が分かる。
アカデミー賞にもノミネートされている。
怒りと愛が登場人物の心を動かしていく。


舞台はミズーリ州の田舎町。主人公ミルドレッドの娘は、9ヶ月前に殺されたのにもかかわらず、
警察は真っ向に動こうとしない。
どうにか警察に動いてもらうために、ミルドレッドは道路沿いに設置される3つの看板に、
ある広告を打つ。広告によって、ミルドレッド、警察と周囲の人の感情が動いていく

主人公ミルドレッドの怖いもの知らず精神、観ていてゾクゾクする。
感情を無にする、物事の関心がなくなってしまうと、
人は意識的に離れていってしまうのではないか。
ミルドレッドに好意を示す男性のように。
寄り添ってくれる人は大切にしたいと思った。

誰もが弱みや悲しみ、怒りとやり切れない思いを抱えている。

印象に残るシーンでいえば、人の怒りが連鎖して暴力的になってしまうところだ。
感情をむき出しにせず、人に愛情もってお優しく寄り添えたら
イライラが減って、いい世の中になるんじゃないかなと思う。

オレンジジュースを入れてあげるシーンには、うるっとした。
高鳴る鼓動と燃え上がっていた感情が、一気に静まる。

「怒りは怒りを来す」というメッセージが劇中に出てくる。
本作品の1つのテーマになっているんじゃないかと考える。

観終わった後は、オレンジジュースが飲みたくなった。

【映画】blank13

斎藤工が監督を務めた映画。
観終えた後に残る、あたたかさや優しい音の余韻が寝るまで残っていた。
余韻が消えないうちに感想を。

笑えて時には涙が目に浮かぶ。
涙と笑いをうまく融合した内容だった。
そして見事なキャスティング。

13年前に突然疾走した父(リリー・フランキー)の居場所が分かったが、余命3ヶ月だった。
弟のコウジ(高橋一生)は面会する、兄のヨシユキ(斎藤工)と母(新野美鈴)は面会を拒む。
そして3ヶ月後に父は亡くなってしまう。
葬儀には父のことを知る人が集まり、
父と家族の13年間の空白が、知らなかった真実やエピソードで埋まっていく物語。



佐藤二朗さんも出演しているんだけど、
彼が出るってことは、必ずどこかで笑いが起きる。
重たいテーマの中に、上手くコメディぽっさが入っていて、
斎藤工監督の一つの才能だと思った。
本当に素晴らしかった。


幸いなことに身内で亡くなった方がいないから、
葬儀にでたこともなければ火葬するところを見たことがない。
火葬シーンは、今この世から人がいなくなる、最後の瞬間だと思った。
命の誕生と死去命の儚さや尊さを目の当たりにした。

兄、弟、そして弟の彼女が火葬前で座っているシーンが忘れられない。
昔一緒に暮らしていたアパートでのこと、
キャッチボールをしたことなど
”家族の風景”がきっと脳裏によぎっていたんじゃないかな。

縁が切れていても、家族ってどこかで絶対繋がっている。
父親が子に対する愛や母親が子供を大切にする優しさが溢れた作品。
静けさの中に、日常で溢れる音が耳に残り、劇場を出た後も余韻に浸った。
主題歌を歌う笹川美和さんの「家族の風景」も内容にぴったり。

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シネマート新宿にて映画のワンシーン

観終わった後、綺麗なチケットがシュワクチャになっていた。
気持ちが弾みながらも、どこか緊張していたのだろう。

「Blank13」
24日から全国順次公開。
現在は新宿シネマートのみ公開。

公開1週目のレディースデー。
劇場ギリギリに着いて、入り口でチケットを見せたらチケットもぎってくださったのが、
な、な、な、な、なんと斎藤工監督だったのだ!!!


後日Twitterのアカウントを知りました。

隣には神野三鈴さんもご一緒していました。
お忙しい合間時間を縫って、出向いてくれるお二人の心遣いと気持ち、人として素晴らしいです。

上手く人間を描いた物語。

そうそう、こんな邦画を観たかっんだ。

もう一度観にいこう。

【ラジオ】自分の人生の主語を「自分」にすること

高橋みなみさんと朝井リョウさんのラジオ番組 ヨブンのこと
www.allnightnippon.com

毎週日曜22時半からニッポン放送で放送されている。

番組の途中から聴き始めて、朝井さんの口から「私の配偶者が・・・」と話していて、
「あれ、朝井さんって結婚していたの!?」と疑問に思いラジオに集中していた。

中盤からの内容、朝井リョウさんが考える「結婚する理由」が素晴らしくて、動いてた手が止まる。
「のに」→「だから」の考え方には、なるほど〜!と思い動いていた手が止まった。
使う言葉次第で、人間関係が健康になり、心が豊かになる

わかりやすい例えを用いて説明してくれていて、
言葉のセンスと説明が、さすが作家だなと。


◼自分の人生の主語を「自分」にすること

好きなアーティストやアイドルの猛烈なファンになったらお金と時間を割いて「◯◯君のために、あなたのために」と人生全てを預けて応援。ただ「◯◯のため」という考え方でいると、
スキャンダルや解散が起きた瞬間に、私はこんだけ◯◯君のために時間とお金を捧げた「のに」という、
逆説の表現が生まれる。
誰かの為に何かやろうとすると、どうしてもその先に見返りを求めてしまって、相手に対して勝手に失望してしまうんだろうな〜。

人に何かをしてあげる時、応援する時などは、自己中にならない程度で、「主語を自分」にして話す。
「私はあなたに色んな世界を知って欲しかった。”だから”あなたに沢山習い事させたの。」
「私は料理でこんな味を表現してみたくて。だからあなたに食べさせたかったの。」
何か文句を言われたり、思ったことが起きたとしても、
自分がしたかった目的や考えがあってこそだから、裏切られた感や喪失感がなくなるんだなって思った。

心を健康に、人生を豊かにするための考えが
2月4日の「ヨブンのこと」に詰まっていた。

朝井さんは去年結婚されたとのこと。おめでとうございます。
朝井さんの考えが素敵で、それ以上に朝井さんのパートナーの方も素敵だ。
「この世界でお互いが健康に生きて行くために手を組んだ」、それが結婚だった、だからお互いに手を取った。
おっしゃっていた言葉がかっこいい。

「ヨブンのこと」高橋みなみちゃんと朝井さんの他愛ない会話からちょっとしたツッコミやボケが面白いんだけど、
それ以上に朝井さんの考え方を学べる気がしている。
朝井さんの思考に触れることができる30分。


これからの朝井さんの作品が楽しみ。

【映画】マッチポイント

ウッディ・アレン脚本・監督を務めた36本目の作品。
タイトルとストーリーがあっていた。
人生は試合のマッチポイントのようで、最後は運で決まってしまう。

ウッディの作品といえば、懐かしさを感じさせるようなジャズ音楽にお酒がのみたくなる感覚と、
ポップで明るい感じをイメージするが、今回は内容にサスペンス要素がありハラハラした。

主人公クリスは元プロテニス選手。金持ちのトムと仲良くなり、彼の妹のクロエと結婚。
トムの彼女であり婚約者で女優を目指しているノラに惹かれていくというお話。
不倫関係になるから、ドロドロ舌感じなのかなと思ったら
感想としては意外とあっさりしていたかと。

舞台はロンドン。
美術館TATEMODENやロンドンアイ周辺の街並みが映し出される。
ヨーロッパ、とくにロンドンの風景を観ると、
ロンドンの香りが画面越しから漂ってくる。
イギリスの上流階級のスポーツといえば、テニス。
テニスコートでボールを打ち合う音の響きがよい。

◼人生は運の良し
マッチポイントでネットに引っかかたボールはどちらにおちるのかは、
勝負は運次第。というメッセージを主人公クリスの行動から読み取れる。
クリスのクズ、ゲスっぽさが際立ち、いつ話が展開するのであろうとソワソワする。
人生は運が良ければトントン拍子で上うま〜く進んでいくんだろうけど、
心の奥底は小さな穴があいている、満たされないところから、
不倫とかになっちゃうんのかな〜とクリスの行動を見ていて感じた。

駆け引き、勝負において、良い結果を残せるように
運を貯めておこうと思えた。

【本】1月まとめ

▼BOOK

📕:伝え方の教科書
以下を意識
★THENPLEP
THEME
NUMBER
POINT
REASON
EXAMLPLE
POINT
・主語と述語は一つ
・誰に何を伝えるか
報告、メール、話す時になどに使える

📕:ゼロ秒思考
1分メモ、1日10分するだけ。
本当に鍛えられているのかはまだわからない。
最低2分。
思考を更新できるように。

📕:人を動かす聞く力&質問力
・相手との会話やムード、態度を合わすことを「ページング」
相手がグレーのニットどこですか?と聞かれたら、灰色というのではなくグレーは・・・と返す
・あいづち5段階活用
・相手のお気に入りポイントを探す
・プライベートなことを聞く時は自分のことを先に伝える
・一つだけ聞かせていただけますか
・クイズ形式の質問は楽しくなる

📕:10倍早く書ける超スピード文章術
・目的と誰に向けてか
上坂さんと小暮さんの文章力が1番わかりやすいなと個人的に。
誰に向けて書いているのかターゲットを意識

📕:劇場
又吉さんの2作目。
恋愛小説だった。
主人公の惨めで可哀想になる内面が描かれていて、人間だれしももつ葛藤があったと思う。
ヒロインのさきちゃんは優しくて、涙こぼれそうになった。

📕:藝人春秋2上下巻
藝人春秋1以上に内容は濃かった。
芸能界の裏の部分が水道橋博士の言葉で書かれていて、一般人には信じられないことがあったり。
リリーフランキーさんの章が読み応えあり。2012年にリリーさんが半同棲彼女と一緒にいいともに出演したときの話面白かったな。
何ごとも知りすぎないことがいい。3も期待。
水道橋博士のメルマも登録した。

📕:文章力の作り方
・抽象→具体→抽象の順でかく
・ひらがなにすると文章がやわらかくなる
・やってほしいことは肯定文でかく
・意味ない言葉は使わない(〜という場所、基本的に〜とか)

📕:自分の言葉で人を動かす
自分の言葉で伝えるのが1番面白くて印象に残る
・あなたに”教えたいこと”を伝える
・素人視点
・印象にのこっていること

【本】自分と血の繋がった言葉で話す

「自分の言葉で人を動かすことはできますか??」

ページをめくるとこの言葉が書かれていた。
映画で感動したこと、小説を読んで涙したこと
仕事のプレゼンや資料でどうしても伝えたいことが日常のいたるところで沢山あって、どうすれば伝わるのかを考えていた。

相手に話して表情をみたりすると、あれ?なんか伝わってないのかも…とか、
自分が言いたいのはそこじゃなくて、ココ!!と思なんだけどなぁ…と思っていたりして。
映画にしても、感想をかいていたら、レビューにあるような同じ文章を書いていて。
伝え方や文章力に問題があると思っていた。

が、難しい知識や、テクニック、ロジカルな頭の使い方は必要なかった。

「あなたにこれを、どうしても教えたい」という視点に変えるだけだった。

著者 木暮太一さんについて

本書籍の著者である木暮太一さんは、富士フィルムサイバーエージェント、リクル―トを経てビジネス書作家として独立。とくダネ!のコメンテーター、ニッポンのジレンマに出演し活躍されていた。
現在は、一般社団法人教育コミュニケーション協会 代表理事として企業や団体にむけた講演や研修、セミナーを通じて、人材育成を行っている。
また、「伝え方の教科書」「文章のつくり方」「学校で教えてくれない分かりやすい説明のルール 」といった伝えたいことを言葉にする書籍を出版されている。その他にも、「今までで1番優しい経済の教科書」など経済に関する解説本も書いている。文章がシンプルで、実践しみようと行動的にさせてくれる内容。
元々、伝えることが得意だったり書くことが得意で小さい時から出来る方だったんだろうなと思っていたら、本の中で、

小さいことの僕は、自分の考えや意見を、上手く人に伝えられない子供でした

と書かれていた。
小暮さんの伝え方のうまさの根源にあるのが、紹介する「自分の言葉で人を動かす」にある。

『自分の言葉で人を動かす』の中身を覗いてみよう。

◼感情の震源地に目を向ける
映画や本の感想、カフェの口コミ、コスメのレビューといろんな感想を伝える、書く機会がたくさんある。
よく映画やドラマを見たらSNSで感想を書いたりツイートしているが、
”面白い””かっこいい””感動した””美味しかった”と使うことが多い(特にTwitter

考え方を変えるだけ。
「あなたに教えたいこと」を意識する。

映画のことを話そうとなれは、
先週観た映画で教えたいことは何かを問いかけるだけ。

教えたいことに絞っていくと、今まではあらすじから全体と取り上げなきゃ!という思考が、
今回は自分が1番印象に残ったあのシーンの部分について語る思考回路になるのだとか。
映画でも本でも旅行でも、部分的なことに焦点を合わすことで、自分らしさが残る。

ここで小暮さんは映画「桐島部活やめるってよ」の例を出して説明してくださった。


◼仕事だけじゃない、誰かにプレゼントする機会にも使える

「相手に教えたいこと」を意識することは、プレゼントを送るときにも使えるのだ。

誕生日祝い、結婚祝い、お中元など日常の至るシーンでプレゼントを送ることがあると思う。
選ぶときって、相手が欲しているもの、末永く使ってもらえるものを考える事が多いのではないか。

ここでも考え方を変える。

選ぶプレゼントを変えるのではなく、「教えたい」というメッセージを付加する。

小暮さんはプレゼントで「塩」を頂いたそう。
「◯◯産の岩塩からできていて栄養があって、結晶がそのまんま入っている。ステーキには抜群です!」と贈り手の教えたいメッセージがあって、塩のファンになるくらい印象に残るプレゼントになったとのこと。
どんなモノでも、教えたいことを一言二言添えるだけで、
受け取った側の気持ちは、だからコレを選んでくれたんだね!と喜んでくれる。
その場を一緒に楽しめて、記憶に残るんじゃないかと思うとワクワクする。

贈り手に教えてあげたいメッセージを添える。


◼教えるつもりで学ぶ
教えたいということに正解はないということ。相手のことを考えて
教えてあげたいということがあればどんなことでもよいというアドバイスから、
肩の荷が降りた。
正解を見つけるためじゃなくて、素直にここを教えたいという思考を持っておこう。


教えるということは人を動かすだけじゃなくて自分をも変えていく。
書くことに正解を求めたり、気の利いたことを言わないと読んでもらえないとか
考えていたけども、
どうしてもあなたにここを教えてあげたいのです!だからちょっとだけお付き合いください!
的なスタンスで伝えられたら、きっと書くことも伝えることももっと楽しくなりそうな気がする。

仕事、プライベートで意識して、自分の言葉で表現していきたい。
日常が共有したいことで溢れる楽しい毎日になるに違いない。