徒然日記

日常の些細なことを共有。気が向いた綴ります。心に残る映画のことを積極的に紹介。

【映画】オリエント急行殺人事件

【真実がわかっていく中で、正義とは何か、なぜ人を殺してはいけないのかを考えさせられる。】
★★★★☆
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監督:ケネスプラナー
製作国:アメリカ
ジャンル:ミステリー
収録時間:114分
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アガサ・クリスティの名作ミステリー、
74年にも映画化されている。
ただの謎解きではなく、悲しき真実や殺人を犯した理由が明かされていき、
喪失感があって胸がいたくなった。
「なぜ人を殺してはいけないのか?」「正義とは何なのか?」という根源的な問いかけを突きつける、深い話だった。
名作で映画やドラマにもなるのもわかる。


ミステリーで原作知っていたため
オチは知っているが俳優たちを堪能できたことと列車の外や中の壮大なスケールが素晴らしかった。

世界的人気の名探偵・ポアロはトルコのイスタンブル〜フランス港町を走る、寝台列車オリエント急行に乗車。
そこで殺人事件が発生。犯人は乗客乗員にいると疑い、真相を明らかにしていく。


とにかく映像が綺麗。
列車が出発するときのターミナル駅は旅に出る楽しみが伝わってきたり、列車が走っている時に映し出される
光景がとにかく綺麗。CGで創られていると思うんだけれども、もうとにかくすごい。
古き良き時代の優雅な鉄道の旅の様子や、美しい光景が見られて旅行体験を味わえるのが一つの醍醐味。

ポアロが列車に乗り、通路を歩いて行くシーンを
窓の外から撮影。5両とか6両とかそれくらいの長さだと思うがポアロがまっすぐ歩いて行く姿がカッコよくて。
列車内を真上から撮影していたり、列車の屋根の上を歩いたりなんて大胆なところは躍動感がある。

主人公の探偵ポアロのお髭と卵の形と大きさにこだわる几帳面な性格。
本来は身長が163cmだけどもこれ以外覗けばスクリーンで再現出来ていてよかった。

原作読んでいないのであれば、最後は衝撃というのか、
事件の裏に隠された真実に悲しい気持ちになるのではないか。

オリエント急行列車に乗る前に、
「この世の中には善と悪しかない、その間はない」と語るポアロの言葉が物語の肝であることがわかる。

諸々語りたいがネタバレになっていまうため、ストーリーに関してはここまで。

イムリミットが迫るなかポアロの身にも危険が起きるところは、原作読んでいても切迫する音と映像で焦燥感に駆られる。


トルコとフランス間を結ぶオリエント急行は、1833年から運行していた。
トルコのシルケジにあるシルケジ駅はトルコの国鉄ターミナル駅で、
74年版のロケ地に使われていたとか。

74年の作品も年末に観てみよう。

謙虚さは好感度に繋がる

仕事の案件ではないのだが、
ライターさんと一緒に人気作家さんの取材に同席させてもらった。

作家さんの小説も何冊か読んでいて
映画化もされていて全作品鑑賞もしていた。

どんな人なのだろうか…とワクワクした気持ちと緊張でいっぱいだった。

やはり小説家だからなのか、言葉の表現力が半端ない。
どんな質問にも、自分が考えて、感じて、思うことを、言葉にしている。自分自身を客観的に見れているんだろうなぁ。

話している内容が頭の中でイメージできてスラスラと頭に入ってくる。
笑いや芸能ネタ、最新ニュースを話に取り込んでいる所に、情報のアンテナが高い。
おそらく趣味の幅がものすごく広いから、情報の感度が高いのだろう。
趣味が多いというのは本人もそうおっしゃっていた。

趣味の幅を広げる、好きなものが多いほうが人生は楽しいと思う。
だから楽しい!好きだ!時間を忘れるほど熱中している!というものがある人間ほど、
話の引き出しが多くて、面白いやつだなと思われるんだと思う。

気になった質問を直接伺って目の前で反応をみて、コミュニケーションをとる。なんてもう一生ないだろうと。
私の人生において、ものすごく濃い1時間だった。

最後の最後に、印象に残ったこと、
ものすごく謙虚な方である。
取材して頂きありがとうございました。を何度も頂き、
取材後、私達が部屋を出て行く最後まで、頭を下げて見送ってくれてた。

人柄が素敵すぎる。物腰の柔らかい、ものすごくいい人。

こんな人はいつまでも応援したい、ファンでありたいと思われるんだろうな。
と、カフェで書き起こししながら思ったこと。

謙虚さは好感につながる

仕事の案件ではないのだが、
ライターさんと一緒に人気作家さんの取材に同席させてもらった。

作家さんの小説も何冊か読んでいて
映画化もされていて全作品鑑賞もしていた。

どんな人なのだろうか…とワクワクした気持ちと緊張でいっぱいだった。

やはり小説家だからなのか、言葉の表現力が半端ない。
どんな質問にも、自分が考えて、感じて、思うことを、言葉にしている。自分自身を客観的に見れているんだろうなぁ。

話している内容が頭の中でイメージできてスラスラと頭に入ってくる。
笑いや芸能ネタ、最新ニュースを話に取り込んでいる所に、情報のアンテナが高い。
おそらく趣味の幅がものすごく広いから、情報の感度が高いのだろう。
趣味が多いというのは本人もそうおっしゃっていた。

趣味の幅を広げる、好きなものが多いほうが人生は楽しいと思う。
だから楽しい!好きだ!時間を忘れるほど熱中している!というものがある人間ほど、
話の引き出しが多くて、面白いやつだなと思われるんだと思う。

気になった質問を直接伺って目の前で反応をみて、コミュニケーションをとる。なんてもう一生ないだろうと。
私の人生において、ものすごく濃い1時間だった。

最後の最後に、印象に残ったこと、
ものすごく謙虚な方である。
取材して頂きありがとうございました。を何度も頂き、
取材後、私達が部屋を出て行く最後まで、頭を下げて見送ってくれてた。

人柄が素敵すぎる。物腰の柔らかい、ものすごくいい人。

こんな人はいつまでも応援したい、ファンでありたいと思われるんだろうな。
と、カフェで書き起こししながら思ったこと。

【映画】ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

【関わる人の記憶がストーリを紡いでいく、料理と人の心のあたたかさに感動】

★★★★☆
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監督:
製作国:日本
ジャンル:ドラマ
収録時間:分
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料理人の佐々木充は一度食べた料理を同じ味で再現してしまう天才料理人。
麒麟の舌をもつ男だった。
ある日、中国から天皇陛下の料理番だった山縣直太朗が作ったレシピを再現して欲しいと依頼が来る。
言い渡されたのは、レシピを探して欲しいと。胡散臭いと思いながら佐々木はレシピ探しにでる。


期待せずに観に行った。すごくいい映画で自然と涙が溢れた。
西島秀俊さん演じる山形直太朗が料理人として生きた証が、関わってきた人々の記憶で、真実が解き明かされる。

話が進むにつれて謎が解けて、ピースがピタリとハマる感覚、驚きの展開。
伏線が散りばめられていて、あぁそういうことかぁと納得。
人のあたたかさを感じられて見ごたえがある。

1933年の日本、満州ソ連が関係し、時代超えて描いているから、
実話なのかなとも思ったがそうではないらしい。

綾野剛さんがチャーハンを作る腕がとてつもなくよい。
宮崎あおいちゃん、お母さんだったなぁ。

美味しい料理に国境はない。

野菜やお肉をカットする音、グツグツコトコト時間をかけて煮込んている音、お肉がジュワ~と焼ける音が
響き渡る。
料理が美しい。
一番食べたい料理は豚の角煮定食だなー!

お腹がすく映画だった。

【映画】パーティで女の子に話しかけるには

 【1977年のロンドンを舞台にしたSFラブストーリー】

★★★★☆
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監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
製作国:イギリス・アメリカ
ジャンル:SF、ラブストーリ
収録時間:102分
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舞台は、パンクロックが流行している1977年ロンドン

パンクだけを生きがいにする主人公エンと友人2人は、ある夜いらずらがてら一軒家に侵入する。

そこには遠い惑星からやってきた人間の姿した宇宙人(?)たちが過ごしていた。

エンは美しい1人の女の子ザンに出会い恋に落ちる。人間の暮らしを許された時間は48時間。48時間だけザンと一緒に普通の生活とパンクな夜を過ごす。

 

f:id:chihalun_lun:20171202215302j:image

 

この作品、斎藤工さんが朝のZIPコーナーの映画で紹介していて、

気になっていた。SFのラブストーリーで、淡い恋模様を描くものでラストのオチも

想像はしていた。

 

自分の中ではストーリーが予想以上に良かった。

ザンの行動が初々しく、切なく、デートシーンは可愛らしくて。そしてパンク・ロックなスタイルが取り入れられていて激しくてカッコよく。(笑)

 

映画のオープニングがロック溢れる音楽がガンガンすぎて、耳痛くなるくらい

激しいww

頭を振ったり身体を動かしたくなるような音楽やアーティスト名が

会話中で出てくるから、

年配層からしたら、お!あの曲だなぁ!と思ったりするんじゃないかしら。

人間のようだけど宇宙人のグネグネしている動き、めまいがするようなサウンドは

不思議な感覚に。観終えた後の余韻が残るほど。

 

宇宙人の中でも「絶滅するか進化していくのか」といった議論があって

現代社会の問題でもある、絶滅危惧植物のことについてメッセージがあるんじゃないかと思う。

70年代のロンドンの街や雰囲気、建物を観て懐かしい気持ちになった。

学生の頃にロンドンに1ヶ月だけ滞在していた。ロンドンの街並みの匂いがした。

 

f:id:chihalun_lun:20171202215335j:image

 

主人公エンを演じるアレックス・シャープの青い瞳が綺麗。調べてみると彼28歳。高校生役ハマっていて違和感がなかった。

そしてヒロイン・ゼンを演じるエルファニング!!

もう白い肌に喜怒哀楽の表情が自然で虜になる。パンク姿で強烈な歌をうたう美声は

ここでしか観られないだろう。宇宙人の服装も変わっていて、行動やクスッと笑えるシーンあり。

 

宇宙人の集まりがカルト集団ぽくて、

ちょっとわかんないところあったけど気にしない。色々とぶっ飛んでいるから、どうやってこの期待以上の良さを伝えるか考えていたけど、もうこれ以上のことは言えない。


ラストシーンが個人的には高評価◎

 

【映画】南瓜とマヨネーズ

【都内にいそうな男女の生活を覗き見している感じ】★★★☆☆
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監督:冨永昌敬
製作国:日本
ジャンル:ドラマ
収録時間:93分
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初、武蔵野館@新宿で鑑賞。いや〜ここの映画館よい!
映画館で言うと、恵比寿ガーデンプレイスシネマが1番好きなんだけど、
喧騒の街にあると思わせない落ち着いた空間。

臼田あさ美、太賀、オダギリジョーが出演、演技が自然で、こういう人たち日常にいるいると思いながら観ていた。
バンドで食っていこうとするせいいち(太賀)、せいいちを支えようとして夜の仕事を入れるツチダ(臼田あさ美)、ツチダの元カレのハギオ(オダギリジョー)。
みなダメ人間で、それぞれに見ていて苛立たしくなることがあるくらい、演技がうまい。


仕事もせずに自分が創りだす音楽一本でやっていくといいながら毎日ダラダラ過ごすせいいちを支えるツチダ。
2人分の生活費を稼ぐために、キャバクラの仕事をし始める。お金をかせぐためにキャバクラの客と愛人関係になったことを知ったせいいちは、心機一転バイトをし始める。すれ違いの時間が多くなったときに、元カレのハギオに再会する。
ツチダの心はハギオに揺らぎつつも、自分を大切にしてくれる人はどっちなのか、自分の本当の居場所はどこなのかを考え始める。


誰のために必要とされて社会の中で生きていくのか、ツチダの行動を通してわかりやすく描かれている。

せいいちの音楽を愛しているから、好きだから、貢げるツチダをちょっと尊敬する。
私にはせいいちみたいな男支えられない。
働かないと別れるというだろう。

「なんのために生きているのか、私は何者なのか。」と
ツチダが自問自答するシーンがあるんだけど、
せいいちの音楽活動を支えることが自分の居場所だと分かっているから
支えられているんだなと。
せいいちの音楽を言い訳にして、自分の居場所を探していたんだと思った。


南瓜とマヨネーズのタイトルの意味が良くわからないけど、
あぁ多分こういうことかな...といったふわっとした感覚では納得しているかもしれない。

ツチダとせいいちの距離、
ツチダとハギオの距離をかぼちゃとマヨネーズにおいて、
関係性を表しているのかな…と思い浮かぶ

ダメ男の元カレを忘れずにいるツチダ、
夢だけ語り何もしないせいいち、
都合のいい女をキープするハギオ、
登場人物3人のだれかに感情移入できると思う。


てか、これ90年代の恋愛漫画のバイブルが実写化になったんだ。
知らずに鑑賞。


オダギリジョーに会ったら「ハギオ!!」って言っちゃいそう。
平凡な日常に3人の感情が溢れていた。

古き良き日本!こんな時代にタイムスリップしてもよさそうだよね。ALWAYS3丁目の夕日を観て思うこと。

先週の金曜ロードショーで「ALWAYS3丁目の夕日’64」が放送されていて、
録画して翌日観てしまった。
作家の茶川さんと息子のように一緒に暮らす淳之介の親子の愛情、青森から集団就職でやってきた女学生の六子が成長し恋をして結婚、街中が人情に溢れているところに物語があって何度観ても涙してしまう。

ALWAYS 三丁目の夕日」「族・ALWAYS 三丁目の夕日」「ALWAYS3丁目の夕日’64」といった3部作になっている。

昭和33年・オリンピック前の日本。
東京下町の夕日がよく見える三丁目に住む車修理屋の鈴木家に、集団就職のために上京してきた六子(堀北真紀)が住み込むことになる。また鈴木家の向かいにある駄菓子屋の茶川(吉岡秀隆)も、見ず知らずの少年に出会い面倒をみていく、家族の触れ合いを描いた心温まる人情ドラマ。

3丁目で暮らしている人々は活気に満ちあふれて、生き生きとしていて輝かしい。
特に3作目の’64は高度経済成長期でオリンピックが開催されていて、日本を誇りに思っていることが伝わる。
茶川さんが家から飛び出して上空を見上げると、飛行機雲で描かれた五輪のマーク。
当時の人々がオリンピックを楽しみにしている感覚に触れた気がした。

車修理屋の鈴木一家、純粋で素直なロクちゃん(六子)、芥川賞の夢を目指す茶川さん、タバコ屋の店主、町医者...
3丁目の人々は近所付き合いがうまいというのか、仲がよいというのか、人情溢れている。
洗濯機、炊飯器、掃除機などの家電製品がない生活、なんて不便なんだ!と思うかもしれない。
だけど、無いなりの楽しさや面白さがあるんだろう。
お遊びは、けん玉、駒、紙飛行機で無邪気に楽しんでいる姿に
懐かしく思えた。小学校の頃にちょっとだけけん玉と駒に触れたなと。



昭和のごく普通の家庭の暮らしを覗き見ている感覚。
特に、鈴木家にテレビがやってきて、近所の人たちが駆けつけて団欒となってテレビに釘付けになるシーンは
一緒になって溶け込んだ高揚感がある。

この映画の醍醐味、涙が自然と出てしまうのが、
1作目の「三丁目の夕日」の茶川さんと淳之介が家族になるシーン。
淳之介にわざと冷たくあたり、実父が車で迎えに来て、茶川家を去る淳之介。
淳之介の手紙を読んで、短い間だけども共に生活した時間を思い出し、淳之介の想いに触れ、感情が爆発。
家を飛び出し、淳之介を乗せた車を追いかけると、淳之介の姿が。
「あっち(実父)の元へいけよ、金持ちなんだから幸せだ。」と言い放つ。

淳之介は茶川にすがりつきらら涙ながらに首を振ってすがりつこうとする。
最後は淳之介の想いを受け入れて2人で帰る。

茶川の言葉と気持ちが裏腹で、観ているこちら側の感情がコントロールできず涙だけが溢れる。
小さいながらも淳之介を演じた須賀健太くんの迫真の演技に圧巻。
2人の気持ちが重なった瞬間は感動もの。


音楽良し、キャスト良し、脚本良し。
監督はVFXで有名、代表作「永遠の0」を手掛けた山崎貴さん。
また、脚本はテレビドラマ、映画のヒット作品を生み出す古沢良太さん。「リーガルハイ」「相棒」「キサラギ」現在公開中の「ミックス。」そして今週金曜から公開の「探偵はBARにいる」シリーズ。

山崎貴さんが監督する新作品「DESTINY 鎌倉ものがたり
kamakura-movie.jp

12月9日に公開。三丁目とは違ったファンタジーの世界を演出している。
妖怪の国を映し出す綺麗なCGに注目したい。


先週末に見えた夕焼けが綺麗で、
あの時代の三丁目からみた夕焼けはどんなものだろうか…と思ってたり。


ネットもテレビも電化製品もない生活、1日くらい送ってみてもよいかな。