徒然日記

ふと感じた四季折々のこと、本のこと、街のこと

パラレルワールドラブストーリー

映画の上映が始まる前の新作の予告映像。知らない映画を知れるきっかけになるから、毎回予告もちゃんと観たいと思っている。30秒から1分という短い映像で2時間ものの映画の見どころをぎゅっとまとめて、見に行かせるように作っている。私はいつも映画の予告にマーケティングされているのだ。

 


5月に公開する東野圭吾さんの小説『パラレルワールドラブストーリー』が実写化される。「本当の世界はどっちだ」と投げかける語りが頭に残り、公開まで待てなかったから小説を手に取ってしまった。中盤あたりからページめくる手が早く一気読みだった。

 


親友の恋人は、かつて一目惚れした女性だった。だが次のシーンでは、その彼女が自分の恋人になっている…。という謎から始まる小説。


実写化のメインキャラクターだと玉森裕太さん、吉岡里帆さん、染谷将太さんが演じビジュアルをしってしまってたから、頭に役者たちの顔を思い浮かべながら読んでいた。

 


親友の彼女を好きになった主人公が友情と愛情の境が切ない。友情をとるか恋愛をとるかって、難しいと思ってしまった。 

人は何を選んで、誰を選び、何を捨てて、何を覚えて生きていくのか…というのが感想です。