徒然日記

ふと感じた四季折々のこと、本のこと、街のこと

2017-01-01から1年間の記事一覧

【映画】マダムインニューヨーク

【学ぶのに遅すぎることはない、前向きになれる作品】 インド映画ってやっぱり面白い。今回は結婚して子供を持つ女性、シャシ主人公。英語を学ぶために姉のいニューヨークへ行き、語学学校で英語を学ぶ過程を通して、主人公のシャシが、自信を取り戻していく…

2017上半期映画ランキング

2017年上半期が終わったので、1〜6月で観た作品を紹介。(何回も観た映画も入れている) ◯が付いているのは今年劇場でみたもの。評価は0〜100点1.二重生活 ◯2.この世界の片隅に 3.ビリギャル 4.僕だけがいない街 ◯5.本能寺ホテル 6.高台家の人々 7.MARS ただ…

それでも、東京がすき

石井裕也さん監督・脚本を書いた 「夜空はいつでも最高密度の青色だ」が思った以上に素晴らしくて。東京で何のために生きているのか を考えさせられた。 都会のせかせかした生活や格差がある社会の中で、日々の苛立ちや不満、息苦しさが主人公の視点で描かれ…

【映画】きっと、うまくいく

【なんだか元気がでる。きっと、みたくなる作品】 1番初めに観たインド映画。PKを観たらまた観たくなったのでレビュー。 この監督の作品、やはり社会問題を上手く取り上げている。学歴社会の差、まじめすぎる学生の自殺、カースト制度による貧富の差…。 イン…

【映画】THE 邦画、追憶

富山の漁港で殺人事件が起き、刑事の四方篤、容疑者の田所啓太、被害者の川端悟が25年ぶりに再会する。3人は子供のころ親に捨てられ、仁科涼子のもとで育てられていた。涼子が経営する喫茶「ゆきわりそう」の常連客である山形光男とともに家族のように生活し…

【映画】カフェ・ソサエティ

【1930年繰り広げられるNYとロスの憧れと尊敬、人生は予測不可能】1930年代のハリウッドでは芸能、政治、ギャングといろんな人が出入りしていた場所に、映画業界で働くことを夢見たNY出身の青年ボビーが、業界の有力者である祖父に頼りハリウッドに上京して…

この世界にアイは存在しません。西加奈子さんの「I」を読んで。

普段まったく読書レビューは書かないけれど、西加奈子さんの「アイ(i)」を読んで世界観がすごくて余韻に浸っている時間が長かったので感想を簡単に書きたいと思う。 「この世界にアイは存在しません。」愛と自分の「I」を意味している物語。 災害、テロ、…