徒然日記

ふと感じた四季折々のこと、本のこと、街のこと

【映画】止められるか、俺たちを は映画を愛す大人たちの青春映画だった。

 


女優・門脇麦ブルーリボン賞主演女優賞を受賞したとのツイートがタイムラインに流れてきた。その映画は『止められるか、俺たちを』。

映画監督の若松孝二さんと若松プロダクション史実をベースに、映画を愛す男たちと、そこに飛び込む若き女性の喜怒哀楽を描いた青春ドラマ。


監督に惹かれ、映画に取り憑かれ、どんな映画が撮りたいのか模索しつつ行き場を失い、女助監督としての焦りを抱えながらも何者かであろうとしためぐみを門脇麦さんが演じていた。


60年70年代の日本では、ピンク映画やヤクザ映画が需要があって、映画も時代とともに何がウケるのかが変わっていく。

映画がモノクロだった時代、フィルムテープを引っ張って作っているって知ってたけど、あれが映像になるって不思議である。


井浦新さんが演じた若松監督は当時の本人に似ていたんだろうか…。監督らしかった。

 

・世界に向かって、(鉛筆を)削れ!

・映画の中では何をしたっていい

が心に残った言葉だった。