徒然日記

ふと感じた四季折々のこと、本のこと、街のこと

ラジオ①

今年初読みの小説は佐藤多佳子さんの『明るい夜に出かけて』。横浜八景島周辺が舞台で、ラジオ好きな若者のお話。ラジオあるあるネタが入っていたり、オールナイトニッポンのパーソナリティが出てきたりして、ラジオ好きな人には入り込めるお話だと思う。

お互いの顔と本名は知らずて、ラジオネームで繋がる部分がいい。大学生のときにもっとラジオを聴いていればよかったなぁと後悔したり。

この小説、NHKオールナイトニッポンでラジオドラマになるくらい反響があったそう。2017年のスペシャルウィーク菅田将暉の番組内で放送されていた。ちょっとリメイクされていて、この時も面白かった。

 


昨日、ロックバンドSUPER BEAVERのボーカルの渋谷龍太さんのオールナイトニッポンが1日だけど、第1部で帰ってきた。1人トークに、リスナーからのメール読んだりコーナー読んだり、渋谷さんの落ち着いた声と聴きやすさがとても好き。

 


後半、ジョナサンにいたリスナーAに電話をかけて、リスナーBと出会わせるということをしていて、生放送でその現場を想像するだけでカオスでふと笑ってしまった。

企画書にはない予想外のことだったのかはわからないけども。

顔も名前も知らないリスナーが、ラジオを通じて繋がることに素敵だと思ってしまった明け方でした。