主人公バイセクシュアルのマリーナの生活の一部を切り取った映画だった。
トランスジェンダーのヒロインを演じるのは、実際にトランスジェンダーである
ダニエラ・ヴェガという役者。素晴らしい熱演だった。
トランスジェンダーの主人公のマリーナの恋人は病気で亡くなり、トラブルに巻き込まれていく。
恋人が亡くなり、恋人の家族周囲からは変な目で見られ、
その偏見と差別に対して主人公の悲しみや怒りが的確に表現されている。
でも、その視線に堂々と立ち向かっていく戦う姿がかっこいい。
”人は困難を乗り越えたときに強くなる”
また、男でも女でもない一人の”人間”として、
「自分らしく生きる」がテーマだったともう。
強風に向って突き進むシーンは、
マリーナが今から向かい風に向って突き進む、私は変わるわよ!!という思いが込められた
シーンなのかもしれない。
マリーナの芯の強さに胸が熱くなる。
自分を信じて突き進む勇気を持って強く生きることを大切にしたい。