徒然日記

ふと感じた四季折々のこと、本のこと、街のこと

6月に観た映画

 6月結構作品を観たので一気に記録。

『アラジン』

満点。 4DXとドルビーで鑑賞。 もう、演出も歌もキャストもすべて◎ アランメンケンが作ったspeechless、歌唱力半端ない、あのシーンからの歌だったからグッとくるものがあった。 アラブの世界が非現実的なところ、アラジンのまっすぐな心、美しいにとらわれず国を守ろうとするジャスミンの強さ、ジーニーの破天荒なキャラ、魔法のランプというおとぎ話がいいね。 4DXのA WHOLE NEW WORLDの歌のシーン、ほんとに魔法の絨毯に乗っている感覚。 洞窟の中の砂っぽい感じや水しぶき、風、映画を観たより、アトラクションを体験した感じだね。 映画も観るだけじゃなくて、五感で楽しめる時間が必要なんだろうな。 にしても、映画の進化すげえ、、。

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『WE ARE LITTLE ZOMBIES』

両親をなくした子供4人がゾンビのように魂を失い、バンドを結成してう一発逆転する冒険物語。

映像にファミコンRPGを取り入れていて、ゲーム画面を見ているよう。音楽が癖になるし、何より子役たちがうたう”we are little zombies”の曲がめちゃくちゃいい!青春映画!

バンドを結成しTwitterに動画をUPしたらバズって売れて…という現代風な風潮もあって、面白かった。CM出身の方が監督だから、シーンの切り出し方や撮り方がMVみたい。

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『柴公園』

のほほんとしたお話。怪獣豆柴シリーズの一郎と芝二郎を久々観れたので満足。

アタル(犬)のパパのお父様、文学者だからなのか、

息子が犬を描い始めた驚きの表現を、小説『カフカの変身』に例えていた。

カフカの変身という小説を知っているか。(家に入ったとたん柴犬がいて)お前が柴犬に変身したと思ったくらいびっくりした」と。なかなかの親父さん。

観終わった後に実家の柴犬を抱きしめたくなった。 

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 『小さな恋のうた』

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 沖縄の高校が舞台。4人組のバンドが人気で東京のレーベルからスカウトを受けていたが、不慮の事故で一人が事故で亡くなってしまう。彼が残したデモテープとフェンス越しで出会う少女をきっかけに、バンドを再結成しなき友人の思いを伝える。

 

モンパチの曲が良かった。沖縄のフェンスの向こう側のアメリカ人の状況を入れ込むことで単なる音楽映画青春映画を超える。沖縄基地の昔の映像も取り入れつつ、沖縄野中に二つの国が存在したんだな。

事件に巻き込まれたどうしようもないバンドメンバーの熱量に心を動かされる。

ライブシーンが結構ガッツリあるのもよかったかな。口ずさみたくなる。

 音楽映画としては今年1番下も入れない(邦画)。誰かのためにうたった音楽は言葉の壁、国境を超える。

 

『僕たちは希望という名の列車に乗った』

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 1965年ドイツが東西に分裂したソ連支配下東ドイツ。西ドイツの憧れとソ連の反抗心をもつ18歳の少年が、ハンガリーの黙祷を件に学校中、国中を敵に回してしまうお話。ベルリンの壁ができてからの実話。

 

たった2分の黙祷が彼、彼らの人生に大きく影響してしまう。「誰が首謀犯なのか」教師と教頭が生徒を置いていくところはヒリヒリ箚せられる。たった2分でこんなに重い罪になってしまうほど、国が複雑だったことが分かる。エリートコースの将来があるのにもかかわらず、正義感と熱意を失わず自分が正しいと思うことを信じ続ける彼の勇気と行動がすごい。もう少しドイツの政治を知ってからみるべきだったかも。

 

『光の父さん』

FF14を知らなくても自然と入っていけるお話。突然仕事をやめた父、何を考えているのからずコミュニケーションをとりたいために息子はゲームを買い、ゲームの中で父と会話をとるお話。

ゲームを通してコミュニケーションをとるのも一つの手段だと思う。

口を利いてくれない頑固で厳格な親父って、本当は仲良くしたいしいっぱい遊びたい気持ちがあるんだろうけど、この父親と同じで”どうやって接して良いのかわからない”から、

ぶっきらぼうな態度になっちゃうんだろうな。妹に指示する辺りも愛おしく感じた。

父役の吉田剛太郎さんの演技が秀逸だ。見た目が怖いからなのか、可愛らし一面にもほっこりしてしまう。ゲームとリアル世界は別人のパパ。語尾に”ぴょん”は可愛すぎる。

あとは映像がうまくできている。

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『ファブル』

 

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ファブルと呼ばれた殺し屋の男は、ある日ボスから「だれも殺さずに1年間普通の人間として生活しろ」と命令される。ファブルの命を狙う裏組織や助けを求める人たちが表れ、事態は思うわぬ方向へ。

岡田くんのアクションシーンと佐藤二朗観るために鑑賞。岡田くんの壁登りすごい。ジャッキーチェーンやん。そして安定の佐藤二朗。ライオンの絵可愛かった。

 

スパイダーマン

過去最高傑作だ。

スパイダーマンと高校生の狭間、ヒーローとしての責任を感じながらも学生として旅行を楽しみたいピーターの葛藤が見られる本作。CGゴリゴリだけど、疾走感と爽快感がいいし、仮想現実世界での戦闘シーンがあったり、没入する感じが激アツだった。

ヴェネチアプラハ、ロンドンが舞台でもあるから、街並み一つ一つがとても綺麗。

今後のピーターパーカーに期待に目が離せない。

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