徒然日記

映画や小説の感想を紹介しながら、旅先や街歩きの情報も掲載。

【映画】生きてるだけで、愛

映画の日に、『生きてるだけで、愛』を観てきた。

 

f:id:chihalun_lun:20181203205031j:image

 

鬱で過眠症の寧子と出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れ、寧子と同棲する津奈木。

主人公、寧子共感することはなかったけど、生きづらさを感じている感覚はちょっとわかる気がした。

朝起きたいのに起きられない。バイトの時間すら間に合わない、ちょっとしたことで気が散り感情をコントロールできなくて、津奈木に強く当たってしまう。

頑張って自分を変えようとしているけど、うまくいかなくて、私という存在、自分から離れられないというか。人と付き合っていくだけでも大変で難しいのに、自分自信と向き合って付き合うってそい以上に難しい…。

共感はできないけど、置かれた環境で努力してもなかなかうまくいかなくて、悔しくなる気持ちは理解できる。


「生きてるだけで疲れる」っていう寧このセリフ。でもそう思えることが生きているってことなんだろう。

 

主人公、寧子を演じる趣里さんの狂気的な演技。女優魂です。音楽が居心地よく、映像は綺麗だった。