徒然日記

映画や小説の感想を紹介しながら、旅先や街歩きの情報も掲載。

いい人の周りにはいい人があつまる

いい人の周りには、いい人が集まる、と最近ふと思うことがあった。
いい人、親切だったり、優しかったり、偏見がなかったり、和気あいあいとしていたり、、、
そんな人は表情から、あ、いい人そうだと感じたりするのだ。

昨日、ウェブニュースで「芸能人のいい人すぎるエピソード」を読んだ。
そこには、多彩な才能をもつ星野源さんの名前があった。ブレイク真っ只中も握手やハグをして感謝の言葉を伝えながらスタッフ全員を「お見送り」していた。
一人ひとりを大切にしていることが伝わってくる。

そういえば、先日2週間ぶりに星野源のANN(ニッポン放送)を聴いた。
この日のオープニングは、構成作家の寺坂さんが一人喋りをしていた。
星野源さんはこの場にいないため、急遽代役をしています」的なことを話したが、
この日は、寺坂さんの誕生日で星野さんはケーキの準備をしていたそうだ。
星野さんの行動をイメージするだけで、愛おしくなる。

彼のラジオは、星野源ファンから一般的なラジオリスナーが聴いている(と思う)。意外とシモネタな内容を平気で話していて、深夜ラジオっぽく、源さんのネタについていこうとするリスナーもエッジがあって面白いのだ。
彼は昔、くも膜下出血で脳の病気を患っていた。精神的にものすごく追いつめられたとも話していた。俳優、ミュージシャン、文筆家と多彩な才能があって、今では時の人である。
去年はとくに忙しすぎて、精神的にも参っていたけど、
決して気取らず、リスナーやファン、スタッフへの感謝と気遣いがあるところは本当に素敵だ。
”いい人”なんだろうなと思ってしまう。

多忙なスケジュールで疲れてラジオに来て、ラジオが終わると元気になるのは、
「リスナーの面白いジングルやメッセージがあるから」と話していた。
ファン一人ひとりに対する感謝の気持ちを忘れないところ、
彼の心の寛大さと感謝を忘れない部分は、周囲を惹きつけているのだろう。

これまた先日、吉岡里帆さんのラジオ(J-WAVE)で、ダチョウ倶楽部上島竜兵さんがゲストに来ていた。吉岡さんが「どうしてそんな周囲から愛されるのですか?なんかコツなんですか」の質問に、
上島さんは「先輩にも後輩にも頭を下げる」と回答。
先輩だからと威張らず、後輩だからといって生意気にならない。
フラットな関係を保てる人って、男女からいろんなシーンで愛されるんじゃなかろうか…と思ってしまった。

”いい人”の定義は人それぞれですが、感謝できる、気遣いができる、どんな人にも隔てなく対応できるって、人間として素敵じゃん。