徒然日記

映画や小説の感想を紹介しながら、旅先や街歩きの情報も掲載。

【映画】ワンダー 君は太陽

家族系の話は涙腺崩壊する。

「見た目は変えられない。見る目は変えられる」校長が言った言葉が残る。

生まれたときから顔に障害があり何度か手術をして、普通の子とはちょっと見た目が違うオギー。
低学年までは自宅学習にしていたけど、母の薦めではじめて学校に通うことに。
周りから変わり者に見られ距離を置かれていたが、同級生たちの心が少しづつ変わっていく。

はじめから終わりまでほっこりして、心があたたまる。
主人公オギーはほんとうに太陽の存在。
グッとくる瞬間が散りばめられていて、涙があふれてくる。
家族の愛情、友情、オギーに関わる人にスポットをあてているところも良かったな。
周りの目を気にして不安になったり、嫌気がさしたりと
小学校の時よくあったなぁと思いだした。置かれている環境は違うけども、
子どものときの変な緊張感には共感できた気がする。

オギーの強さ、優しさ、愛おしくて思い出すたびにほっこりする。
なんて可愛んだろうが。
お父さん役のオーウェン・ウィルソンが素敵なパパを演じていた。
パパ役といえば「マーリー」のとき以来かな。
よきパパ。

そして、誰しもが悩みを抱えているということだね。
友情の悩みを抱えている姉の話は、自分の過去をかぶさる部分があってもっと共感した。

今年1、ハートフル映画だったかもしれない。