徒然日記

映画や小説の感想を紹介しながら、旅先や街歩きの情報も掲載。

【映画】ペンタゴンペーパーズ 最高機密文書 

仕事映画!報道の自由を解く物語。
キャサリン役のメリル・ストリープの演技が自然だった。
プラダを着た悪魔の編集長が頭に蘇ったけど。
時代は1970年代。女性の社会的地位はまだ低い中で、キャサリンが戦う姿はかっこいい。

政府から最高機密文書のペンタゴンが流出して、そこに書かれていたことは、なんとベトナム戦争の事実だった。このことをニューヨークタイムズの記者がスクープし、これを知ったライバル社、ワシントンポストのの発行人キャサリンは、記事の差し止めをする政府と戦っていく。

淡々と時間が過ぎていく切迫感に、観ているこっちあで緊張してくる。

タイプライターで文字を打っているシーンがたくさん出てくる。めんどくさそうな作業だなぁ。delateのボタンがないから、文字を間違えたらそのまま紙に反映されるんだよね?
実物のタイプライターをこの目で見てみたい。
記事は原稿ができたら、パイプを通じて地下の印刷室へ届けられる。印刷室からはインクの匂いが漂ってくるかのよう。

新聞には、限られた時間の中で文字で形にする、熱い想いが1文字1文字にこめられてると思うと、毎朝新聞の活字に触れてみたいと思った。新聞取ることは絶対ないけど。