【映画】坂道のアポロン ピアノとドラムのセッションに涙。
友情、恋、ジャズ、青春映画。
高校生の男子2人と女子高生1人の
スイングする心情に、うるっと涙。
主人公の西見薫(知念勇気)と川渕千太郎(中川大志)のピアノとドラムの熱いセッションがすごい。実際、西見を演じた知念くんはピアノを弾いたことがないそうで、約10ヶ月間猛特訓して、マスターしていったそうだ。王様のブランチでは、楽譜が読めないから先生の指を焼き付けて覚えたとも言っていた。「モーニング」と「マイ・フェイバリット・シングス」を弾いているのを見ると、目を疑うほどの演奏力。
舞台は1966年長崎の佐世保。
転校先の高校で西見薫は、ちょっとヤンキーな川渕千太郎と出会う。
ジャズで友情を深め、薫は千太郎の幼馴染の律子に恋心を抱いていく。
ジャズで繋がっていく友情と恋がテーマかな。
何気ない教室、学校の帰り道、制服、3角関係から青春を感じる。
ホットロード、アオハライド、青空エールなど漫画原作の映画を手がけているのが三木孝浩監督。アオハライドを観た感覚。
原作未読のため、ストーリー的には、次こうなる?多分こう来るのだろうなと、ハラハラ、ワクワク。観ていて心が若返る。爽やか。
時代が60年代だからセットがレトロ!街並み、ファッション、風景がすばらしい。
役者陣もよかった。小松菜奈ちゃん、スクリーンで観るのは「バクマン。」以来。
言葉のなまりがかわいいね。
ディーンフジオカさんは元々トランペット吹けたのでしょうか・・?!
トランペット姿かっこよかった。
エンドロールの小田和正の歌!!「坂道を上って」
内容にピッタリ。聴いてて、私は坂道を下りたくなったなー!