徒然日記

映画や小説の感想を紹介しながら、旅先や街歩きの情報も掲載。

【映画】クリスマスキャロル

【人はいつでも、人生をよりよいものにやり直すことができる】

クリスマスシーズンになったので、思いでにのこるクリスマス映画作品を。

初めて観たのが高校2年のとき。ニュージーランドに1年間留学していたころ。
懐かしくて留学生活のことがフラッシュバックした。
公開したのが2009年の9月くらい(?)で、ニュージーランドはまさに
冬が終わって春に入ろうとした時にみたのかな。
まったくクリスマス感0の時期にみたから不思議だった。笑

留学生活が半年と折り返し地点を迎え、やっと耳も慣れてきたころで鑑賞。
ディケンズの小説を授業で読んだから理解はできたけれど、
大学の頃にイギリス文学や文化に触れてからみたから、
19世紀のロンドンをイメージしながら観れたってところかな。

本当の幸せってなんだろう、と考えさせられる。
年をとって、家族ができて、環境が変わっていく中で幸せの形って人それぞれ違っていくんだと思う。
25歳の私が鑑賞した後に思ったことは、17歳のころと変わらなかった。

人を幸せにすることは、自分の幸せにも繋がる。
人に優しく、いいことをして認められるということは、
よりよい人生を築けるんだろうなと。

”過去は変えられなくても、未来は変えられる”
というメッセージがスクルージの心境や行動を通して読み取れる。

未来は変えられるから、”今”を懸命にやっていくしかないと
仕事躓いても乗り越えようという気持ちになった。

チャールズ・ディケンズの作品は本当にいいね。
二都物語
・大いなる遺産
映画では観てないからみたい。

クリスマスキャロル
冷めきったスクルージの心が溶ける瞬間が感動的。終盤で彼がどう変わるのかが見所。
その気になれば変えられる。
何かを始めるにあたって、遅すぎることはない、だね。