徒然日記

日常の些細なことのキロク。心に残る映画のことを積極的に紹介。

古き良き日本!こんな時代にタイムスリップしてもよさそうだよね。ALWAYS3丁目の夕日を観て思うこと。

先週の金曜ロードショーで「ALWAYS3丁目の夕日’64」が放送されていて、
録画して翌日観てしまった。
作家の茶川さんと息子のように一緒に暮らす淳之介の親子の愛情、青森から集団就職でやってきた女学生の六子が成長し恋をして結婚、街中が人情に溢れているところに物語があって何度観ても涙してしまう。

ALWAYS 三丁目の夕日」「族・ALWAYS 三丁目の夕日」「ALWAYS3丁目の夕日’64」といった3部作になっている。

昭和33年・オリンピック前の日本。
東京下町の夕日がよく見える三丁目に住む車修理屋の鈴木家に、集団就職のために上京してきた六子(堀北真紀)が住み込むことになる。また鈴木家の向かいにある駄菓子屋の茶川(吉岡秀隆)も、見ず知らずの少年に出会い面倒をみていく、家族の触れ合いを描いた心温まる人情ドラマ。

3丁目で暮らしている人々は活気に満ちあふれて、生き生きとしていて輝かしい。
特に3作目の’64は高度経済成長期でオリンピックが開催されていて、日本を誇りに思っていることが伝わる。
茶川さんが家から飛び出して上空を見上げると、飛行機雲で描かれた五輪のマーク。
当時の人々がオリンピックを楽しみにしている感覚に触れた気がした。

車修理屋の鈴木一家、純粋で素直なロクちゃん(六子)、芥川賞の夢を目指す茶川さん、タバコ屋の店主、町医者...
3丁目の人々は近所付き合いがうまいというのか、仲がよいというのか、人情溢れている。
洗濯機、炊飯器、掃除機などの家電製品がない生活、なんて不便なんだ!と思うかもしれない。
だけど、無いなりの楽しさや面白さがあるんだろう。
お遊びは、けん玉、駒、紙飛行機で無邪気に楽しんでいる姿に
懐かしく思えた。小学校の頃にちょっとだけけん玉と駒に触れたなと。



昭和のごく普通の家庭の暮らしを覗き見ている感覚。
特に、鈴木家にテレビがやってきて、近所の人たちが駆けつけて団欒となってテレビに釘付けになるシーンは
一緒になって溶け込んだ高揚感がある。

この映画の醍醐味、涙が自然と出てしまうのが、
1作目の「三丁目の夕日」の茶川さんと淳之介が家族になるシーン。
淳之介にわざと冷たくあたり、実父が車で迎えに来て、茶川家を去る淳之介。
淳之介の手紙を読んで、短い間だけども共に生活した時間を思い出し、淳之介の想いに触れ、感情が爆発。
家を飛び出し、淳之介を乗せた車を追いかけると、淳之介の姿が。
「あっち(実父)の元へいけよ、金持ちなんだから幸せだ。」と言い放つ。

淳之介は茶川にすがりつきらら涙ながらに首を振ってすがりつこうとする。
最後は淳之介の想いを受け入れて2人で帰る。

茶川の言葉と気持ちが裏腹で、観ているこちら側の感情がコントロールできず涙だけが溢れる。
小さいながらも淳之介を演じた須賀健太くんの迫真の演技に圧巻。
2人の気持ちが重なった瞬間は感動もの。


音楽良し、キャスト良し、脚本良し。
監督はVFXで有名、代表作「永遠の0」を手掛けた山崎貴さん。
また、脚本はテレビドラマ、映画のヒット作品を生み出す古沢良太さん。「リーガルハイ」「相棒」「キサラギ」現在公開中の「ミックス。」そして今週金曜から公開の「探偵はBARにいる」シリーズ。

山崎貴さんが監督する新作品「DESTINY 鎌倉ものがたり
kamakura-movie.jp

12月9日に公開。三丁目とは違ったファンタジーの世界を演出している。
妖怪の国を映し出す綺麗なCGに注目したい。


先週末に見えた夕焼けが綺麗で、
あの時代の三丁目からみた夕焼けはどんなものだろうか…と思ってたり。


ネットもテレビも電化製品もない生活、1日くらい送ってみてもよいかな。