【映画】マダムインニューヨーク
【学ぶのに遅すぎることはない、前向きになれる作品】
インド映画ってやっぱり面白い。今回は結婚して子供を持つ女性、シャシ主人公。英語を学ぶために姉のいニューヨークへ行き、語学学校で英語を学ぶ過程を通して、主人公のシャシが、自信を取り戻していくお話。
インド人で英語が話せない性が、ニューヨークという異国の地で頑張る姿に心打たれた。
彼女がニューヨークのカフェに一人で入り、早口の英語が聞き取れず、ちゃんとした英語も話せず、コーヒーをこぼして迷惑かけてパニクって泣いてしまうシーンは、胸が痛くなった。店員が少し意地悪なのもあるだろうし、列を並んでいる人たちの冷たさ、ニューヨークは東京と同じくらい忙しない街でもあるから、彼女自身孤独を感じたのは間違いないと思った。留学していた自分を思い出す。
ニューヨーク語学学校で他国からきた外国人たちと勉強しているシーンを見ていると、大学のときに語学学校に少しだけ遊びに行ったことを思い出した。
学ぶのに歳は関係ないなというのが改めてわかる。語学学校に来ている人たちは、いろんな事情で英語を学ばないと行けない人たちがたくさんいた。
この光景を見ると、疑問に思ったことを聞く、質問するって周りとコミュニケーションを深めていけるし、前進するって意味で大事だなって思った。
インド人は頭がキレるのだろうか、シャシがしたThe の使い方や置き方の質問が、英語を10年以上やってきた自分でも分からなくて、調べたよね。
アメリカの単語では
The United States of America でthe がつくのに、フランスはtheがつかないのか。
普通に話してる使ってる単語が、なぜその名刺には着くのかつかないのか、着眼点が他の人と違って質問をしたことで、周りから声をかけられて学校に通う仲間たちと仲を深めていく彼女の姿はものすごく輝いていた。
そして姉の結婚式でのスピーチには涙なしでは見られなかった。誰かといこていく上では、支え合うこと、助け合うこと、お互いを尊重し合うこと、、、が込められたメッセージ。
周りの人たちに助けられることはもちろんあるけれど、 どんなときでも、最後の最後は、自分を助けるのは自分だなと。
英語の勉強をしたいという気持ちから見知らぬ場に踏み入れて挑戦し自信をもつ女性のサクセスストーリー、共感したり、感動したりする部分はある。
”It’s never too late to learn”(学ぶのに遅すぎることはない)ということわざが本作ではぴったりではないかなと思った。