【映画】バクマン。
2008年に少年ジャンプで連載され、大ヒットした漫画「バクマン。」の実写見てきました!
原作はDEATH NOTEの大場つぐみさんと小畑健さんで、今回のバクマン。は2人の少年(最高と秋人)が少年ジャンプで
日本一の漫画家を目指すストーリーで、読み始めると、漫画家の泥臭い世界観やジャンプ編集部と漫画家の関係、
画家の世界で食っていく大変さが描かれていたりして、漫画家を目指す人やジャンプ愛好家には楽しめる作品ではないのかなと思っています。頂点を目指すために、画家どうし闘いながら、助け合い、そして青春要素が入っています。
単行本20巻のストーリーを、2時間でおさめた内容はいかなるものか、、、と思って見ましたが、
原作と引き離して観るのであれば、ものすごく楽しめる作品であったと思います!
http://bakuman-movie.com/bakuman-movie.com
やはり2時間という枠で話を薦めないといけないので、
話の展開が早かったり、カットされている部分もあったりして、
るろ剣のときのように2部構成であれば、かなりまとめられたのではないのかなぁとは思いました。
しかし、大根仁監督の演出はすばらしかったです!
漫画を書くシーンと原稿にペンを入れる音を、プロジェクションマッピングを用いて部屋が漫画でうめつくされる演出しているシーン、Gペンを巨大化にして、漫画家どうしのバトルを映し出す場面があり、バクマン。の原作から、連想される演出とはまったく考えられないような表現でした。
そして、結構感動したところは最後のエンディングロールです。
映画のエンディングロールといえば、黒幕にキャストやスタッフの名前が流れていく作品が多々あったりしますが、今までにみたことのないエンディング演出だったと思ってます。
言ってしまうと、エンディングの途中では、ジャンプの単行本が棚に並べてあり、
サカナクション「新宝島」の音楽とともに流れていく。
歴代ジャンプの漫画が棚に沢山ありました。
エンディング終わるまで席を立たずに見て欲しい!!
原作ファンの人からしたら、好きな人もいれば、ちょっと物足りないかも…という意見もあると思いますが、
実写版ですので、原作とかけはなして観ると、楽しめるものだと思います!
何箇所か笑ってしまうシーンあります。
一番好きなキャラクターで注目していたのは、新井浩文が演じる平丸一也ですね。
働きたいのか働きたくないのか、お金や女の子が好きな一面があって
原作キャラそのものの面白さがありました。
ジャンプ編集部のオフィスも撮影されいて、オフィスの壁には沢山のポスターがあって、
あの場所に漫画とキャラクターを生み出す作家が生まれるんだな〜と思うと
一度は訪れてみたい!と思ってしまいました。
少年2人が夢を追いかける姿に青春を感じます。
友情、努力、勝利、ジャンプの三大原則を充たし、ときに恋愛が入り混じった作品。