徒然日記

ふと感じた四季折々のこと、本のこと、街のこと

舟を編む

言葉について詳しく考えたことがありますか?
言葉を研究する学科が、まさに言語学ですが、
言葉というのは常に変化し、どんな人にでもわかりやすく説明し、
何十年かけて作っている人がいるということを
この本の中で知りました。


みなさん、”右”を説明できますか?
映画みながら考えましたが、言葉思いつきませんでした!笑
北を向いた時、東にあるのが右…なんてことを映画の中で言っていた気が。


この時代に紙の辞書を使っている人はどれくらいいるのだろう。
英語の辞典だと、オックスフォード辞典で分厚い辞書を在学中に開いたことはありましたが。

昔は辞書=分厚い本だったけれど、
今って電子辞書ができて、ネットでグーグルさんが一発で検索してくれてとっても便利な時代になりました。
それでも辞書を紙で残していくのは、やはり意味があるんだと思います。

分厚い辞書を何十年とかけて残していってくれた人のおかげで、
私達は昔の言葉を理解し、今の言葉を使い、そして新しい言葉を生み出していくんでしょう。

言語好きと細かい作業をひたすら続けられる主人公、
営業から編集部に移り、仕事にうちこみ、恋をし、編集長になっていく15年の姿に注目!



*キャスト
松田龍平
宮崎あおい
オダギリジョー

*監督
石井裕也