火花を読んで
お笑い芸人ピースの又吉さんの新書、火花読みました。
芸人活動の10年間が描かれてました。
お笑いの先輩神谷さんと主人の徳永の会話のやりとりがすんごく面白くて。
ストーリーにひきづられる文章で、さすが小説すきの又吉さんだなと思いました!
お笑いで食べて行くには、とても厳しい世界なんだなって、読んでいて感じました。
ブレイクした数年後にはいなくなっちゃっていたり、一発屋な芸人さんもいて、それは火花のように散ってしまう…
一部には知られていても世間からみれば、まだまだ有名でなかったり。
お笑い芸人だからこそ、面白くなくてはならない。常に新しいネタでお金を払ってくれるお客さんを楽しませる、毎日自分を追い込んで考えてながら、練習披露している…。
徳永と神谷さんのコンビ、スパークス、お笑いをやってきたこの10年間という月日は、主人の人生であり、だれのものでもないと最後に思いました。
又吉さんの次の作品があれば、ぜひ読みたい‼︎