徒然日記

日常の些細なことのキロク。心に残る映画のことを積極的に紹介。

解夏―心揺さぶる物語

解夏
目に止まったさだまさしさんの単行本、
解夏



主人公隆之は東京で中学の教師であるが、ある病気にかかり
これからの将来について悩み、実家の長崎に帰ることに。
大学時代に付き合っていた陽子が現れ、隆之の病気についてはうすうす気づきながらも、
側で暖かく支える。ある日、2人が寺で出会った老人から解夏の話をされる。



その隆之の病気はベーチェット病でたり、治療はなく薬のみで人によって進み具合が違うらしい。そして痛みも患う。


このだんだん視力を失われてゆく主人公をみたとき、なぜか2年前の冬、父が目の手術をうけたことを思い出した。目に何か誇りがあるのを感じ病院2つ回って早期発見で完治することができた。本当に治らずにこのまま視力が失われることになったら仕事のことや家族、そして今の大学生活がどうなるんだらう…って考えたこともあった。見えているものが見えなくなるのば一番怖い。


視力を失うことは、隆之の病気から解放されるということでもあると老人は告げる。それから隆之の気持ちが変わっていくような気がしたのと老人の温かみ、人間の心揺さぶる情景が描かれている。

段々と光が失われていくという時間の流れの中で本人、恋人、母親の心境の変化を描いた素晴らしい本でした。映画も公開されたそうです!

ぜひ、手にとって見てください。