徒然日記

ふと感じた四季折々のこと、本のこと、街のこと

ウサギ狩りに行く人はウサギが欲しいのではない(・∀・)

ウサギ狩りにいく男性に、
「ウサギ狩りに行くのかい?それなら、これやるよ。」
 
と伝えて渡したものは
ウサギ🐰

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さて、その男性はウサギ🐰を貰って喜ぶのでしょうか…?
 
嬉しいという人もいれば、ちょっと不機嫌な顔をする人もいる。
しかしこの男性は、イヤ〜な顔をした。
 
では、なぜこの男性はウサギ狩りをしにきたのか。
 
 
ただ、ウサギ🐰を狩りたいのではない!
ウサギ🐰を求めているのではなく、狩りをする時間を求めているのです。
 
『暇と退屈の論理学』
にかかれていました。
暇だったので読んでいました。
 
 
この中の狩りとは何か。
17世紀フランスの思想家、パスカル氏はこう言っています。
 
「狩りとは買ったり貰ったりしたのではほしくもないウサギを追いかけて一日中駈けずり回ることである。
人は獲物が欲しいのではない。退屈からのがれたいから、気晴らしをしたいから、みじめな人間の運命から目をそらしたいから、狩りに行くのである。」
 
 
気晴らし…退屈を紛らわしてくれるのならば何でも( ・∀・)イイ!!
 
そう熱中できるもの!
 
退屈に耐えられないから気晴らしを求めるのではない。
 
 
気晴らし、
自分が追い求めるもののなかに本当に幸福があると思いこめば( ・∀・)イイ!!
 
パスカルの考え、
「やることがなく、部屋でゴロゴロしたり、ぼけーとしたりするそんな時間にガンマンできない、退屈することが、不幸の源なのだ。
人間は、直ぐに手に入れるものに幸せを感じる生き物だ」とおっしゃっています。
 
 
暇と感じたことは、今年の大雪の土曜日外に出れない時だったな〜。
吹雪の中GEOいってDVD借りたから、退屈はしのげたけど(-"-)
 
学生残り1年ということで、
まだやっておきたいことがいくつかあるので、
コツコツやっていきます。
 
 

ウサギ狩りに行く人はウサギが欲しいのではない(・∀・)

この男性、欲しくないウサギを手に入れることに、幸せを感じているんですね。
 
長い人生、すぐ手にいれることができたり、夢がかなったりしても面白くないから、
冒険しているように走りながら考えていきたいと、
この本読んで思ったりしました。