徒然日記

映画や小説の感想を紹介しながら、旅先や街歩きの情報も掲載。

映画

2019年のアカデミー賞会員を振り返って。

日本アカデミー賞協会会員に選ばれて、舞い上がっていた去年の2月。コロナさえなければ3月6日はアカデミー賞授賞式に参加していたんだけど…こればかりは仕方ない。ただ去年は会員として沢山の映画を観れたのと、協会員として映画界に貢献できたことはとても…

【リチャードジュエル】メディアの力は巨大

クリントイーストウッドの新作『リチャードジュエル』。 人間を一つ一つ丁寧に写し、観る人によってどう想わせるかなにを感じさせるかを委ねるところは安定のイーストウッドぽい。 今回、「権力を握る人は頭がおかしくなる」とリチャードを弁護する弁護士の…

2019年映画まとめ

2019年にみた映画を振り返ります。 ピックアップした映画メモでありながら 世界一どうでもよい映画祭、勝手にアカデミー賞!独断と偏見と愛に満ち溢れた賞レース。 ▼2019年観た作品(2019年公開関係なく) 1.マスカレードホテル 2.マイジェネレーションロン…

【映画】長いお別れ

『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督の作品。認知症になった70歳の父、昇平とその家族を描いたヒューマンドラマ。 クスッと笑えるようなシーンもあって現実では、笑えない状況なのかもしれないけど、生きていれば誰もが直面するエピソードが。ほってお…

4月映画まとめ

★記者たち~衝撃と畏怖の真実~ 9.11のテロ後、ブッシュ大統領はサダム・フセイン政権と倒壊させようと「大量破壊兵器の保持」を理由に、イラク侵攻に踏み切ろうと宣言し、イラク戦争を始めようとしていた。 大統領の発言を記者たちが信じる中、新聞社ナット…

【映画】マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ! 若者がぶっ飛ばしていたイギリスの60年代を語るドキュメンタリー映画

イギリスの60年代を映し出したドキュメンタリー映画。ミニスカ、ボブヘアー、ロック…と当時の若者たちよって未来が作られた60年代。 人口の半分を25歳が占めていて、ユースカフルチャーが生まれ、若者たちが常識をぶっ飛ばしていた。 日本でいうと80年~90年…

2018年映画まとめ

今年観た映画を振り返ります。 趣味である映画は息抜き。 主観で心に残る作品をピックアップした映画メモです。 トップ10は今年映画館でみた総評です。 2018年映画ベスト10 1.ミッション・インポッシブル 今回もアクションシーンの迫力がすごかった! 演出と…

【映画】バッドジーニアス

#映画の日 めも 『#バッドジーニアス 』初タイ映画!!テンポよくて、巧みなカンニングの術について行くので必死だった。 貧乏で超天才少女が裕福でバカな生徒にお金を引き換えにカンニングを手伝うお話。カンニングの手口が斬新すぎて、始終息苦しいくらい…

【映画】万引き家族

是枝監督が表現する家族のかたちを描いた作品。 見終わった後にじんわりとくる余韻に、家族とは何かを改めて考えさせてくれる。万引きをしながら、5人の家族は小さな一軒家に住んでいる。スーパーで万引きをして商店街のコロッケを買って食べながら家に変え…

【映画】孤狼の血 考えるよりも感じろ。渋い、痛い、熱い映画。

東映のオープニングといえば3つの岩に荒波が打ち付け、三角形のロゴマークが飛びだすシーンが有名。東映のロゴを久々に見た気がする。昭和終わりの広島刑事とヤクザのお話。いや〜激アツだった。 身体の内側からゾクゾクして、途中気分悪くなって、涙して、…

【映画】オリエント急行殺人事件

【真実がわかっていく中で、正義とは何か、なぜ人を殺してはいけないのかを考えさせられる。】アガサ・クリスティの名作ミステリー、 74年にも映画化されている。 ただの謎解きではなく、悲しき真実や殺人を犯した理由が明かされていき、 喪失感があって胸が…

【映画】パーティで女の子に話しかけるには

【1977年のロンドンを舞台にしたSFラブストーリー】 舞台は、パンクロックが流行している1977年ロンドン パンクだけを生きがいにする主人公エンと友人2人は、ある夜いらずらがてら一軒家に侵入する。 そこには遠い惑星からやってきた人間の姿した宇宙人(?…

【映画】ステキな金縛り

【三谷幸喜さんの作品の中では、1番笑ったかも。】 日本のウッディ・アレンと思っている。頭空っぽにして楽しめる作品。深津絵里さんが演じる初々しい弁護士の役がかわいい。阿部寛のタップダンス笑える。西田敏行さんの役あるからコミカルさが出ている気が…