BONNIE PINKさん、3年というブランクを感じさせない、透き通る歌声に感極り。
GW最終日は六本木ヒルズアリーナで開催されたJ-WAVE TOKYO MAPSのフリーライブを観てきた。
大トリのBONNIE PINK さんを目当てに、前のほうでスタンバイ。
ステージにたつのは3年ぶりとのことです。
長かった髪をバッサリと切られて、ショートカットになっていました。
デビューから20年、ということはもう40近くになられているということか!
いや〜若いし綺麗です。
それにしても、パフォーマンス最高でした!の一言です。
3年というブランクを感じさせない、透き通る歌声に感極まった。
私が小学校の6年?くらいのときに聴いたLast kissにボニーさんの存在を知りました。
2004年にリリースされた「Last Kiss」
車のなかでお父さんのCDから流れてきた曲。
歌詞に共感とかはできない歳だったけども、音や声が素敵だなと純粋に思ったんです。
「A parfect sky」は、エビちゃんが出てたアネッサのCMで使われていましたね。
この曲でシンガーソングライターとして名が日本中に知れ渡りました。
真夏に聴きたくなる曲。
その後に、ベストアルバム『Every Single Day -Complete BONNIE PINK(1995-2006)』が発売されて、
CDをレンタルして、「Tonight the Night」「Do you crash?」「It's gonna rain」を知って、よく聴いてましたなぁ。
真夏の夜空の下で聴きたくなる「Tonight the Night」も披露してくれました!!
BONNIE PINK - Tonight, the Night (2007.10.26 Budokan Live version)
初めてこの曲を聴いた中学のころ。
YouTubeでボヘミアンなワンピースとギターをひいている動画をみて、
これは真夏の夜空の下で聴く曲にピッタリ!と印象をもってしまった。
それが六本木のステージで聴けるとは、どれだけ幸せか。
ステージを観ていた私は、中学生に戻った気分だった。
「A perfect sky」や「Tonight the Night」を聴いていた中学の頃は、
東京という街に憧れを強く抱いていた時期。
「A perfect sky」=エビちゃんのイメージがあって、
エビちゃんが可愛くて、
東京に行けば変われる!
都会に生まれていたら、こんなつまらない生活は送ってない!
もっと広い世界が待っている!
劣等感を味わっていたからこそ、現実から逃げるようなことを考えたりしていたんだろうな。
ただ、ほんとにボニーさんの歌詞が当時の自分には響いていて。
きっと、あなたは変わる
嫌いだった人ごみも
万華鏡のようにキラキラと光って
吸い込まれてく 胸騒に従えばいい
このフレーズが一番すきなのだ。
とにかく、10年前初めてきいたときと変わらない透き通るキレイな声!
空にひびきわたるハイトーンボイスは、ほんとに気持ちがいい!!
歌声とリズムをとりたくなるグルーヴ感、酔いしれる、ほんとっ最高だった!
最後は、水野良樹さんとスペシャルセッションで「Heaven’s Kitchen」を演奏してくれました!!
水野さん間近でみた、イケメンお兄さんです。
披露してくださった曲はこちら、3~6と完璧なセトリです👏
1.フューシャ フューシャ フューシャ
2. Private Laghter
3.Last Kiss
4. Do you Crash?
5.Tonight, the Night
6.A Perfect Sky
Heaven's Kitchen with 水野良樹
その他に
「冷たい雨」「Is This Love?」「New York」といった曲もお気に入りだ。
渋谷すばる37歳、人生の決断。
ここ毎朝通勤で関ジャニ∞を聴いている。
先週末、渋谷すばるの脱退が正式に決まって、あぁ本当だったんだと思いながらも、ニュースが流れた時は、とくに「なんでだろう?」とか思わなかった。ただ、なんで今なのか、せめて2020年のオリンピックが終わるまでは、、、と一瞬考えてしまったけど。
脱退のことをしったのはTwitterのトレンドを見て。
記者会見から数日後、電車の中で「無限大」を聴いたら涙が出そうになった。
メンバーの関係性で辞めるわけではないだろうし、すばるがこれから目指す音楽と将来に向き合って
決めたんだと会見を聞いていて思った。
6人体制で関ジャニは再スタートする。わからないけど心にすっぽり穴があいた感じ。
2014年の冬、友人と名古屋まで関ジャニのライブに行って、すばるの歌唱力に圧巻したのは今でも覚えてる。
友人からCDを借りて、関ジャニについて語り合った日々が懐かしくて。
7人揃っての関ジャニだから、一人かけてしまうことに寂しく思うんだろうな。
ファンのことを「エイター」と名付けてくれたのも渋谷すばる。
関ジャニのライブは1回しかいったことないし、CDを持っているわけでもないから、「エイター」名乗るほどとはいえないけど、
個人として映画、パーソナリティ、役者など活躍の幅を広げる、関ジャニ∞のメンバーは目に入るたび、応援したくなる。
ジャニーズという大きな看板を捨てて、”渋谷すばる”という自分ブランドで新しい一歩を踏み出す、37歳にしての大きな決断にはすごいなと思った。
記者会見で、横山裕が涙を流しながらすばるの脱退について話している姿に、電車の中だったから必死に涙をこらえようとしたけど、涙がほろりと出てしまった。
メインボーカルがいなくなることに、なんでや?辞めんといてくれ、と止めるメンバーもいて。
でも、最後にはすばるを応援した気持ちで話をしていた。すばるがなくなっても関ジャニ∞は関ジャニ∞た。すばるのこれからの活動を応援する村上、横山、安田、大倉、錦戸、丸山のメッセージにもぐっときてしまった。
音楽をするために今、関ジャニ∞を抜ける必要はあったのか?
15歳のときにジャニーズに入って21年間、36歳になって人生残り半分を
”本気で音楽で勝負していきたい”と語っていた。
歌は本当に上手いから、音楽家として活躍し続けてほしい。もし思いもよらないことが起きたとしても、
彼なりに考えて突き進むができると思っている、信じている。
当たり前でしょって思ってるかもしれないけど、人生は常に選択の連続。些細なことでも、自分で考えながら決断しないといけないんだと思う。
いま、この時間が、”第二の人生”をスタートさせるための最後のチャンスだったんだろうな。
アイドルとして活動することには期限、限界があることは、彼なりに考えての決断もあったんだと思う。
生きていく上で後悔はつきものなんだけど、思いもよらないハプニングが起きても、プラスに考えていくことができると、思う。
いろんな人の意見や考えを飲み込み、反対されながら、最終的には自分で決断したこと。
人間弱い生き物だから、ブレた軸や軽い考えでは、安定や楽な方ににげてしまう、関ジャニ∞と大きな看板をすててまでも、決断した勇気は本当にすごい。
***
「のに理論」
あの時あなたがこう言ったから私はこうしたのに、とか
極端な例、親が大手の方が安定だから大企業に入ったのに、楽しくなかった、激務だった、つまらない、と声に出してしまって
負の感情が出てしまう。
誰かに言われたから、◯◯した、のに、だめだった、よくなかった、後悔した、と言ってしまうことが多かったのかなと自分自身を振り返って思ったこと。
私が勝手つけた「のに理論」
もちろん周囲のことを考慮して選択するときだってある。
わがままにならない程度で「主語を自分」にして決めていくことは、心を豊かにしていく上で大事なんだと思う。
私が勝手につけた「だから理論」
「私はあなたに色んな世界を知って欲しかった。”だから”あなたに沢山習い事させたの。」
「私は料理でこんな味を表現してみたくて。”だから”あなたに食べさせたかったの。」
→「のに」「だから」の考えかたは、小説家の朝井リョウさんがラジオでお話していたことです(ニッポン放送:高橋みなみと朝井リョウのヨブンのこと)
とてもわかりやすくて、あぁ、なるほどな!っと腑に落ちたほど説得力がありました。
少しずれたけど、
音楽としての活動は脱退しなくてもやっていけるから、メンバーに関ジャニに残って欲しい!と言われて、納得いかぬまま、モヤモヤした気持ちでグループ活動を続けていたら「あの時、◯◯っていったのに・・・」と後悔するんじゃないのかなと思ってしまったのです。
37歳でジャニーズを抜けるという選択と、音楽家として本気で活動していく強い意志と決断を自分で決めたから、壁にぶつかっても頑張ってほしい、と影ながら応援したい。
***
報道発表を見ていて、去年のSMAP解散のことを思い出す。改めてもの、こと、すべてにおいて”永遠”はないのだ。
毎朝、満員電車で揺られながら、
去年丸山隆平が主演を務めた映画『泥棒役者』の主題歌「応答セヨ」を聴いている。
6人体制の関ジャニとすばる、これからの活動を楽しみにしたい。
関ジャニ∞、彼らの絆と可能性は無限大だ。
【映画】ロンドン、人生はじめます。人生はなんとかなる!です。
・この映画を見た感想を一言
エミリー役を演じた、ダイアン・キートンがとてもチャーミングだった。70歳になっても愛おしい可愛らしさがあった。
「人生成るように成る」といったことをダニエルキートン演じるエミリーを見ていて感じた。
何が起こるか分からない未来のことを心配したって仕方がない。用意していたことだってぶつかったら、失うことだってある。
だったら、楽しく自分がしたいようにいきていけるんじゃないかと思えた。
何かあったら、周囲にいる人間に頼ったりして強くなっていけばいい、乗り越えていけばいいって思えた。
人生は、なんとかなる!!
登壇していた漫画家のヤマザキマリさんがおっしゃっていた「歳を重ねていくと、性別も年齢も超えて人を人として好きになる」という言葉をはじめにきいてから、たしかに!って思えた。
・簡単なあらすじ
ロンドン・ハムステッドに暮らすエミリーは、ある日自然に囲まれた小さな家で暮らすドナルドを見つける。庭で食事、
のんびり読書、森でピクニック。余計なものをもたない生活をして幸せな生活を送るドナルドに、いつしかエイリーは惹かれていく。
・ダイアン・キートンのすごさ
ダイアン・キートンといえば、ウディ・アレンの『マンハッタン』、最近だと、モーガン・フリーマンと共演した『ニューヨーク眺めのいい部屋売ります』が印象的だ。ドナルドに恋をするところは可愛くて、お茶目、大人の女性のかっこよさがある。
・ヤマザキマリさんのトークショーについて
テルマエ・ロマエの漫画をかいている人。現在はイタリアに住んでいる。
ヤマザキさん実家で観ていて、途中からヤマザキさんの母も一緒に観たそう。
ヤマザキさんのお話のなかで、
「人が経験しないようなことを経験すると、人は感受性が豊かになって、考え方や感情を持つようになる、それがミルフィーユのように重なって、深い人間味ができる」という言葉が印象的だった。
若いうちからいろんな経験するって大事だなって。たくさんの人にあう、本を読む、見る、訪れる、触れる、とかとか。
・ロンドンのハムステッドはどんなところ?
東京でいうと、自由が丘みたいなところ。と勝手に思っている。
郊外から電車で15分ほど離れていて、可愛いお店とお洒落なカフェ、自然豊かな公園がある。
3週間研修で滞在していて、懐かしい場所を思い出しながら映像を楽しんでいた。
第1・3の金曜のお昼になると、街にワゴンのクレープ屋が来ていて、それが毎回すごい人で。
ご飯系とスイーツ系があって、ツナ&アボカドのクレープを注文した記憶がある。とっても美味しかった。
この映画は、歳を重ねていくごとに思うことが変わっていくと思った。20代の私が観て感じたことは、人生いろんなハプニングがあるけど、それはその時に対応すればよい、何が起こるかわからない先のことを、くよくよな考えるな!それだけだ!
【本】苦汁200% あの日のこと
クリープハイプボーカルの尾崎さんの日記。
1日なにがあったかが書かれている。
嬉しい日、楽しい日、辛い日、イライラした日の感情を
ストレートな言葉で綴られている。
忙しいのにもかかわらず、思ったことを記録する、大変だろうけど続けてらっしゃる。
言葉の置き換え、表現がとても上手い。
アーティストの日記を読んでみて、尾崎さんの生活の一部を垣間見た感じ。
エッセイぽい部分もある。
前作の苦汁100%を先に読んでおくと、より楽しめると思う。
私がこの本でどうしても確認したかったこと。
それは、2017年のロッキンのGLASS STAGEから見た景色はどんなものだったのか、ステージ上で何を考えいたのか、去年と比べて今年はどう思ったのか。
2016年8月13日 ロッキン、2015年に続いてグラスステージ。
情けなくなって堪えられなくなって、途中、足元に落ちた汗が涙に見えた。
〜
売れたい。届かなくて、叫びたくなる程悔しい。
と書かれていた。
自分も同じグラスステージで演奏を見ていた。大ステージに若年層の人たちが集まり、盛り上がりを観ていてすごいなぁと感銘していた。
気持ちよく歌っている心の裏側では、顔には出さない悔しさがあったんだと、日記を読んで分かった。
この年は、ドラマ『そして誰もいなくなった』の『鬼』で主題歌を飾り、テレビ、雑誌、ラジオなどメディアにもたくさん出てた気がしていた。
2017年8月11日 2016年に続いてグラスステージ。
この日も同様にグラスステージから演奏を観ていた、結構前の方で。
今年も、足元に落ちた汗は涙に見えているのだろうかと。
涙のように感じた冷や汗が、今年は暑かった。たしかに汗が流れた。綺麗な風の匂いがした。
2017年の日記には、こう書かれていた。この1日のことを知れて、勝手にロッキン2017年1人打ち上げした気分になった。
また今年もロッキンのグラスステージに立ってくれるかな。どんな景色を見せてくれるのだろうかと思うと、今からわくわくが止まらない、楽しみです。
11日の武道館のライブは行けなくて残念だけども、フェスで観れることを祈る。
まだ当選するかはわからないけど、ラブシャのチケットを申し込んでいるので、その時にぜひ尾崎さんの歌声を…!
【映画】ペンタゴンペーパーズ 最高機密文書
仕事映画!報道の自由を解く物語。
キャサリン役のメリル・ストリープの演技が自然だった。
プラダを着た悪魔の編集長が頭に蘇ったけど。
時代は1970年代。女性の社会的地位はまだ低い中で、キャサリンが戦う姿はかっこいい。
政府から最高機密文書のペンタゴンが流出して、そこに書かれていたことは、なんとベトナム戦争の事実だった。このことをニューヨークタイムズの記者がスクープし、これを知ったライバル社、ワシントンポストのの発行人キャサリンは、記事の差し止めをする政府と戦っていく。
淡々と時間が過ぎていく切迫感に、観ているこっちあで緊張してくる。
タイプライターで文字を打っているシーンがたくさん出てくる。めんどくさそうな作業だなぁ。delateのボタンがないから、文字を間違えたらそのまま紙に反映されるんだよね?
実物のタイプライターをこの目で見てみたい。
記事は原稿ができたら、パイプを通じて地下の印刷室へ届けられる。印刷室からはインクの匂いが漂ってくるかのよう。
新聞には、限られた時間の中で文字で形にする、熱い想いが1文字1文字にこめられてると思うと、毎朝新聞の活字に触れてみたいと思った。新聞取ることは絶対ないけど。
【映画】「ウィンストン・チャーチル」 チャーチルそのものだった。言葉の力の凄さ。
アカデミー賞作品!
ゲイリーオールドマンのチャーチルがお見事!!
チャーチルの特殊メイクした辻さんに盛大な拍手を!!
一度は映画業界離れた辻さん、ゲイリーからの強烈な依頼に答えて戻ってきたとのことで。
メイクは完成まで3時間。メイク中は、黙って動かずに抵抗せず座ってくれてたそうです。
日本人の器用さが作品を通じて認められたってところでしょうか。誇りに思います。
ダンケルクの裏側には、チャーチルの苦悩と葛藤があったことを知れたのは良かった。
首相という偉い立場であるけども、そんな彼も一人の人間であることを
妻やタイピストの女性のやりとりや、ちょっと不器用な性格から感じた。
人間味があったね。
バス、地下鉄にも乗ったことがないチャーチル。
そんな彼が初めて地下鉄に乗って市民の人たちとコミュニケーションをとり、
市民たちが”Never”と声を合わせて発していたシーンは感動モノ、うるっとくる。闘う意思を取り戻す展開から最後への演説のクライマックスは熱い。
ラジオで話す直前のシーン、時計の針が刻々と動き、見守るタイピストとピッタリの時間で話せるよう急かす男性が映されていて、緊張感がある。
ラスト、有名な演説はすごかった。
最後の「never surrender」は、いぇ〜〜〜い!って声あげたい、
拍手したくなった。
頑固な首相が、演説で心を動かす。
人の心を動かすのは、熱意と言葉。
言葉を武器にした瞬間だった。
「英国王のスピーチ」と「ダンケルク」を先に観ておくと、より時代背景がわかって面白さが増すと思う。
歴史が好きというより、ある程度背景を知っておかないと難しいというか、、横にいたお姉さん方は寝てらっしゃった。。大学の般教の授業でちょっと触れたくらいと、ダンケルク観てたから、ついていけたかな。世界の歴史を知ってて損することはないなと感じたので、改めてWW2らへん調べてみたくなった。事前に歴史背景をサクッと調べておくことをおすすめする。
チャーチルの名言
〝失敗も成功も終わりではない。肝心なのは続ける勇気”
こういうの世界史を勉強していた時にみると、
もっと知ろうと思えて勉強したくなりそう。