徒然日記

映画や小説の感想を紹介しながら、旅先や街歩きの情報も掲載。

【映画】きっと、うまくいく

【なんだか元気がでる。きっと、みたくなる作品】

1番初めに観たインド映画。PKを観たらまた観たくなったのでレビュー。

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この監督の作品、やはり社会問題を上手く取り上げている。
学歴社会の差、まじめすぎる学生の自殺、カースト制度による貧富の差…。


インドってものすごく学歴社会であることを知った。
いい大学に出ていい職(インドでは男性はエンジニア職がすばらしいとか)につかないと結婚すらできない。ゴールが就職のための大学での勉強に、
「なんのために学んでいるのか」という本質を主人公の行動や考え方すごく尊敬する。


日本も学歴社会なところまだあるよね。教育に関連する問題って、就職が決まらず自殺、いい職についてほしいと願う家族からのプレッシャーとか日本も似たりしていると思った。


自分がなりたい職業を応援してくれる家族やなんのために大学で学ぶのかを教えてくれる先生って、そう多くはないんじゃないかしら。


人生は一度しかないからこそ、
後悔する人生より、後悔しない人生を送って生涯を終わらせたいメッセージが伝わる。
就活を控えた学生が観るのももちろん転職活動や仕事に悩む社会人が観ることで、
行動するきっかけになりそうだと思った。
「成功を追うのは間違いだ。優秀なら成功はついてくる」

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刺さる名言。
たしかになと。

「知識はどこでも学べる」
「試験はなんどでもあるが、父親は1人だけだ」
とかとか、他にもキャッチーな名言が出てくるからチェックです。

 

【映画】THE 邦画、追憶

富山の漁港で殺人事件が起き、刑事の四方篤、容疑者の田所啓太、被害者の川端悟が25年ぶりに再会する。3人は子供のころ親に捨てられ、仁科涼子のもとで育てられていた。涼子が経営する喫茶「ゆきわりそう」の常連客である山形光男とともに家族のように生活していたが、ある事件をきっかけに別れ別れになる。四方は現在の殺人事件を通して、過去の秘密に向き合うことになる

wikipediaより
the 邦画だった。キャストが豪華であるというところ。岡田准一がジャニーズであることを忘れてしまうくらいだった。やはり小栗旬の演技は圧倒的によい。本物の父親だ。
安藤サクラの役も素晴らしかった。
犯人はだれなのは観ていて気になるしとても集中した。ラストの展開には悲しくなった。

親に捨てられた3人の子供が再会する
田所啓太(小栗旬)と妻(木村文乃)と妻とその家族が「ゆきわりそう」の場所で生まれてくる子供のことを話しているシーンは、
とても心温める。

あっちゃんはあの後どう生きていきのだろうかと考える。
自分だったら刑事を続けることはできるのかと。

【映画】カフェ・ソサエティ

【1930年繰り広げられるNYとロスの憧れと尊敬、人生は予測不可能】

1930年代のハリウッドでは芸能、政治、ギャングといろんな人が出入りしていた場所に、映画業界で働くことを夢見たNY出身の青年ボビーが、業界の有力者である祖父に頼りハリウッドに上京してくる。彼の恋愛観や経験を通じて、夢とは幸せとは?を描くストーリー。



ウッディ・アレン監督の中では、とても好きな作品。酔いしれるジャズ音楽から物語が始まり、変わらない語り口調からテンポよくストーリーが進んでいく。特にこの作品の主人公である青年ビルはハリウッドに憧れをいだき、NYからはるばるロサンゼルスにやってくる。夢を抱いて若者が田舎から都会にでてくるように。若者が夢を叶えるために都会へ出たい、挑戦したいという気持ちはかなり共感できる。


30年代のロサンゼルスが美しく、ファッションにもこだわっているのが印象的。ジュエリーが光り輝き身に付けている人はセレブだと分かる。
秘書が着ていたパステルカラーのワンピースはとてもかわいい。
歌手星野源が歌う「恋」のバックダンサーを思い出した。
ゴシップガールの主人公セリーナを演じたブレイクライブリーの美しさには見惚れてしまう。ゴシップガールのときとは違った美しさとゴージャスさが溢れていた。

「人生は予測不可能」なのかなとこの作品を観て思った。人生は選択や決断の繰り返しで、こうしておけばよかった、あのときこうしておけば...とかの後悔もあったりするが、どんな選択をしてもやってみないとわからないものなんだと。「人生とは?」考えつきないテーマであり一人ひとり違った答えを持っていると思う。

夢を追いかけて成功してハリウッドやニューヨークなどの街で暮らしたいと望んでも、最終的には生活していくだけの経済力を求めて生きていかなければならない。これが現実。
自分が望む幸せって、人生をどう選択していくかを考えさせてくれる作品。

華やかな30年代に繰り広げられる人間模様やあこがれ、尊敬が入り混じっていた。

この世界にアイは存在しません。西加奈子さんの「I」を読んで。

普段まったく読書レビューは書かないけれど、
西加奈子さんの「アイ(i)」を読んで世界観がすごくて余韻に浸っている時間が長かったので感想を簡単に書きたいと思う。

「この世界にアイは存在しません。」
愛と自分の「I」を意味している物語。

 

災害、テロ、事故、不妊治療、セクシュアリティ、同性愛のテーマがあって
人が思わぬところでこの世から去ってしまう命の儚さや
一人ひとり違っている価値観や多様性大切さがぎゅっと詰まっていた。

普通に生活をしている人たちがむテロや事件に巻き込まれる無情、残酷さ、
犠牲になった人々や周囲の苦しさや悲しさ、
人間が生きている間一生かけて考えなければならない課題がアイのフィルターを通じて描かれていて、
世界で起きている紛争やテロ、災害がおきている現実を頭に思い浮かべながら読んでいた。

まさかこんな悲劇に巻き込まれるだろうと思ってなかった人と
明日もまた当たり前の1日がやってくると思っている自分との違いって、生きるって何?と頭の中でずっと問いかけいた。

いつ自分が災害やテロ、事件に巻き込まれるかはわからない。
自分は「今、生かされている」ということを意識して生きなければならないと思った。

終盤にかけて息するのを忘れるてしまうほど、胸が熱くなるくらい熱中した。

中村文則さんによる帯コメント


読み終わったあとも、ずっと感動に浸っていました

の一言に共感。

読む前と後では見ている光景・世界が少し変わって見える、そうだれもが思う作品であろう。

読み終えたあとのこの感情を上手くまとめられないけれど
生きていることが奇跡。

私、ナカムラチハルは今東京で生きています。

人生の記憶の半分は18才までの記憶。サカナクション山口さんのお話。

今年もあと1日でおわっちゃいますね〜
初めてカウントダウンジャパンで年越しします。

いろんなアーティストのパフォーマンスを観ている中で、
アースステージのトリを務めたサカナクションの山口さんのMCがとっても印象に残っているのでシェア。
人生の記憶について話をしていました。
人生の記憶の半分は、だいたい18歳までの記憶で作られるそうです。

大人になると1年があっという間に感じてしまうのは、
子供のころと違って、日々のルーティンに追われて生活に新鮮味が無くなったり、
新しいことにチャレンジする機会が子供の頃より減ったりしているから。
もちろん、幸せな日々や充実した時間が増えて時間の流れが早い!というのもありますね。
『快楽と行動とは、時間を短く思わせる』 by シェークスピア
とかの有名な作家が言ってましたので。

記憶の半分についてぐぐってみると、ジャネーの法則があって
20歳から80歳くらいまでの年月は、0歳から20歳の体感時間と同じで
人は20歳になると主観的、体感的には人生の半分の時間を過ごしてしまったことになるんだとか。

歳を重ねることによって、1年の相対的な長さがどんどん小さくなるから1年が早く感じてしまうんでしょうね。

若い頃に経験した楽しかったこと、新しいこと、刺激的なことって大事なんだなって率直に思ったんです。

1年を振り返った際に、充実感や満足感を思い出せるよう
社会人になってから日々の記録をちゃんと付けるようにしました。
(書いてない日もある。)
今日は何があったのか、誰とどこで何をしたのか、何を話したのか、どんな気付きがあったのかなど
1日の終わりに、書くようにしています。
(めんどくさい時は箇条書き程度)


2017年は自分ができる範囲を増やしていきたい、強みを伸ばしていきたいとサカナクションの余韻に浸る電車の中。
なんといっても「新宝島」はすごくよかったです。
映画「バクマン。」の主題歌でありって、エンディングロールが浮かんでまた観たい...。
と思うくらい作品の世界観と曲が見事に融合していたからでしょう。

あと、最後にこれも時間の流れを感じたワンシーン。
RIPSLYMEを生演奏で初めて聴きました。10年前の名曲「黄昏サラウンド」が流れたときは、この曲を初めて聞いた日を思い出しました。

母親と車に乗っていて、「夕焼けに照らされて 夕闇に包まれて ゆらり風に揺られて 流れて流されて〜♪」と曲が流れて、
「なにこれめっちゃいい曲!」と話しかけていた記憶。おそらく小6くらいだったかな。
いい曲、ヒットした曲が今では「懐かしい曲」になってしまい、13歳のときに聞いていた曲...
10年の月日はあっという間で、
10年後も、23才に聞いていたあの曲懐かしいなぁと感じていたりするんだなと思いました。

10代や学生時代の楽しかった記憶や大変だったことは今でもはっきりと思い出せます。
何もかもが刺激的だったからでしょう。

人間、何歳になっても新しいことに挑戦したり、ワクワクすることをして新鮮味や刺激を感じたりすることで
絶対人生をよりよく豊かにすると思います。

最近の刺激的だったことは、ついこの間ヨガで108回太陽礼拝を受けてきました。身体がバキバキで翌日は全身筋肉痛でした。


ってことでみなさまにとって
2017年も素敵な年になりますように!!🐔

いいことあったので、下馬のおしゃれカフェで考えてたの巻

最近面白いことがありました。
朝オフィス付近のコンビニで、パンとガムを買ったら、お会計をして、お金を探していたら、レジのお兄さんがいきなり「おぉ!!ゾロ目です!!」と言ってきたので、会計してみたら333円でした。
「いいことあるかもしれないですね。」と言われて、私はお店を出ました。
別の日の朝、また同じコンビニに行って支払いとジュース買って、同じお兄さんのところでレジをしました。財布を探してたら、「おお!ゾロ目!」と、元気にいってきました。
会計画面見ると、「7777円」と表示されていました。店員さんが「ミラクルですね!!いいことあるかもしれませんね〜〜」と。

ゾロ目の数字が出てくれるのも嬉しいが、お客に対してコミュニケーションを取ろうとしている姿勢が素晴らしいと思った。

朝ジュースを買ったりなどよく利用するコンビニなので、その店員さんを見るのだが、他の店員さんと比べてテキパキしてて、挨拶もハキハキしてて、素晴らしい接客しているなと思い、朝からいい気分になる。学生さんなのでしょうか…。
君は素晴らしい仕事をしていますね。と伝えたかった。

客側としては嬉しいことです。
仕事として価値を生み出してるなと思いました。
*
と素敵なことだなあと日記帳に書いたのですが、いいことを書き出すことは幸せになる、と
アメリカで行った心理学調査によると、ポジティブなできごとを日記に記したグループは、何気ないできごとを日記に記したグループより幸福度と生活に対する満足度が高くなるという結果があるそうです。

みなさんは幸せですか?(^O^)??
*
私の会社では、来年からinnovation dayといった新しい取り組みが始まります。
ちっちゃくても何か貢献できる人間にならないといけないと焦りを感じています。
仕事の報酬は仕事。

この考えを学生の頃の長期インターンで培われました。

コンビニの彼のようにお客にとって嬉しいこと意味あることをしていきたいです。
*
いいことをする、よかったことを書き出す…
気分がスッキリします。

雨の朝に早く起きて、近所のおしゃれカフェkolmにて美味しいカフェラテと共に考えていました。

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KOLM(コルム)
coffee, cakes, ..and what else?
東京都世田谷区下馬3-3

下馬のおしゃれカフェ🍰

"いい朝はいい一日をつくる"という、綺麗な言葉を並べてみました。

私が尊敬している経営者のお言葉でしめます。



タラとレバなんてこと言ってたら私もいつかアラサーになってるんだろうな。

最近の爆笑日和

くだらない話をして盛り上がってきたのだがその内容が懐かしくもありしょーもない話であって、それが楽しかった。

 

大学時代の心開ける仲良い友人2人と横浜に合流。朝ギリギリに起きたのにもかきわらず優雅にシャワーあびて半乾きで待ち合わせしたら、
「汗www?!」

 

の一言がくるとはおもわなかった。

次はちゃんと乾かしていきます。

 

大学時代の話をしたのだが、いろいろとくだらない。同じ話題に盛り上がる。
あーあの授業にあの人いたわw
あのおじいちゃん先生まだいきてるのかなww
てかあの時私が幹事でプラン立ててたのにだれかさん横から首つっこんできて、全部仕切りやがったwww

  

そういえば明日は月曜から夜ふかしだ、フェフ姉さんwww 話はブンブン飛んではまた戻り。

夜ふかしに遭遇したいわw

3人なら怖くなくねww
どうせカットされそうだわーwww

夜ふかしに遭遇したい。(懇願)なんてことを前に話していた気が。

次会う時も同じ話題をしてゲラゲラ笑っているのだろう。 

 

ここからが本題で、東京タラレバ娘という漫画をオススメされて、
あらすじ読んで好きなジャンルの話だったので、夜にツタヤまで買いに走る。とりあえず3巻まで即購入。

 

夜な夜な居酒屋で酒をあおる30代独身のヒロインが、女友達と「キレイになっ“たら”いい男が現れる」「好きになれ“れば”結婚できる」などと「タラレバ」ばかりこぼしているところからふと我に返り、自分がすでに「女子」ではないことを自覚させられるというストーリー。

 

てかこの作者、海月姫書いてる人やん!!

ゴロゴロしながら読みすすめ、30歳になるまで時間はあるけれどもどこかしら共感できるところが沢山ある。
物語に出てくるイケメンモデル key(25)が放つ言葉に重みがあって、もう1年でアラサーという部類に含まれてしまう私にはグサグサささり、これから先が怖。なんて思ってしまうほど。

 

3巻で「お!」と思ったシーン。仕事論に胸が刺さる。

仕事が上手くいっていなかった主人公に、チャンスが舞い降りてきて意気込もうとしている時に、イケメンモデルのkeyがぶった斬る。

 

ピンチがチャンスなのは若いうちだけ

   新人じゃないんだから結果出せて当たり前

ピンチヒッターが空振りしたら無能扱い

 

「 ピンチはチャンス」って、

思考次第でぶち当たった壁に乗り越える、どん底に落ちたらあとはのし上がるしかないという状況であったりするけど

これは若いからこそ考えられる言い逃れみたいなものなのかしら?

とkeyの言葉に考えさせられた。

 

 

仕事においてどんな状況下であっても結果をだせるのがプロなんでしょうね。

若いうちに経験積んで、自分のものにしておくっていうメッセージが受け取れる。

 

キャリア分岐点なんて

ぴっかぴかの新人、から「できて当たり前」と評価される年齢になって現れるんだろうな、、なんて漫画を通して実感。

なーなーと生きてたら

周りから求められるものと自分の感覚がズレて、

タラレバ化しそう。

 

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恐怖でしかない。

 

東京タラレバ娘」とにかく面白い。

どことなく共感できて、背中を押してくれる前向きさがある。

 

これは実写化したら共感の嵐を呼びそうだなと頭の中で映像化していたらその2日後、ツイッターのトレンドにタラレバが入っていた。

みてみると

吉高由里子主演でドラマ化決定。

 

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なんてタイムリーなのだろうか。

コンテンツ的には映像化してもいいなとは思ってた。他キャストは誰になるのかね。
アラサーをぶっ潰しにくるキャストにしてほしいな。

 

 

転んで助けてもらえるのは、25歳までだそうです。

私ら3人のLINEでカウントダウンが始まっていた。

 

ももたそ、さくたそ、第1出勤と第4出勤はよろしくね。はーと